ふとある人の事を思い出した。
それは、10年以上疎遠になってる友達(元同僚)。
今はどこで何をしてるのかもわからない。
約10年前と同じなら、多分海外で生活してるだろう…。
その友達とは、20代前半の頃はよく一緒に遊んだ。
毎日会社の食堂で、一緒にお昼を食べてたなー。
退社後は飲みに行ったり、買い物したり。
海外や国内旅行をした事もある。
その後その友達は海外へ行ってしまったから、
頻繁には会えなくなったんだけど。。。
それでも帰国した時は、必ず会って近況報告をしあってた。
それがある事がきっかけで、疎遠になってしまった…。
その日の事は、結構よく覚えてる。
「ある事」←世間的にはNGな事…を、
その友達が私に話してきた。
でも私はその「ある事」に、どうしても賛同できなくて、
「…。」や、
「うーーーん。」としか言えなかった。
するとその友達は、
「kayにはわからないよねー。」と言って、
その場の空気が凍りついた。。。
そして、
「何か話合わないねー。」
みたいな事をその友達が言うと、
私もそれにうなずいて、そのままそこで別れた。
それ以来10年以上会ってないんだなー。
よくよく考えてみると。。。
その「ある事」だけじゃなくて、
考え方に違いがあるのは、それまでも多分お互いに感じてた。
だからそれをきっかけに、お互いが愛想を尽かしたのかもしれない…。
そして今。
なぜあの時、あんなに許せない気持ちになったんだろう?と考えてみた。
多分。。。
その友達がしてた「ある事」。
それを一生懸命正当化してる姿がイヤだったんだー。
おそらく罪悪感から逃れるためにね。。。
そしてふと思った。
私だって同じような経験があるんじゃないか???
自分がしでかした事の罪悪感から逃れるために、
自分を正当化しようとした事。。。
結局私も同じような事をしてるのに、
それを棚に上げて、その友達を批判してた事に今さらながら気が付いた。
そして思った。。。
人を批判する人のほとんどは、
自分の事は棚に上げてるんじゃないかなーと。
人から批判されるような事をしてしまうのも、
自分の事は棚に上げて人を批判してしまうのも。
やっぱり人ってそういう生き物なんだろうなーと思う。
だからと言って、絶対に許せない事もあるのは事実で…。
人って複雑なんだよねー。
だから面白いんだろうけど。。。
その友達とは、もう会う事はないのかな…。
もし会ったとしても、普通に話せそうな気もするんだよねー。