ライトノート《波に乗る⑩》

５年前の2011年７月22日

サラリーマン生活の最終出勤を終えた僕は、有給消化の休暇に入った。(書面上の退職日は８月10日である)

20代半ばに起業して自営していたこともあるが、その期間も合わせると25年と４ケ月の間、労働の対価としてお金を稼ぎそれを消費する社会的な生活を営んでいた。「やりたいことをやっているけど、何か他にやることがある」。この感覚がつきまとっていたのである。

誰にもけっして自分からは話すことのなかった、この事実にずっと苦しめられていた。

社会的な生活から外れることとなる１年前くらいから、テリー・サイモンさんがチャネルするアシュタールから「コンドーでありアシュタールと行動を共にスターシードを目覚ましている」。このことを告げられても、理解はしているけど受け入れない自分がいた。

「そんなことはとっくにわかっている」

「でも自分が身をおいている現実があまりにも違いすぎる」

この思考が頭の中にいつも浮かんでいた。

わかってはいるけど目に見える世界、日常において検証がしたかったのである。

僕が社会に出たのは1986年４月

その時代に生まれた人たちは今30歳になっている。僕のまわりにその年齢になる人たちがたくさん集まって来てくれている事実がある。

ライトワーク事務局のメンバーでもあり、自らアウェイクヒーリングの活動を行っている「ゆづ君」もその一人だ。ゆづ君は昨年の４月から事務局を手伝ってくれている。「時間を共に過ごすことにより周波数が整う」と話している。そして今年の５月に神秘体験をしたゆづ君は僕の魂の出処の場所を見たという。

「磊人さんが、どこからやってきたのか！」

「僕、はっきりと見ました」

「もともと地球に来なくてもいい魂がいる場所」

「進んだ魂の場所、その中でもさらにエリートが所属するところです」

     もう隠すことはできない

       隠れている必要もない

最近はゆづ君達の年齢の人達が、自分の周波数調整のために僕に会いに来てくれている。そして僕もその人達からたくさんのことを教えてもらい学び、数え切れないくらいの気づきのギフトをもらっている。誰かと一緒に居ることで経験が生まれて、未来の生活が創られている。

日本の年号が変わった1989年以降は、目覚めた魂しか地上に転生しなくなりました。今は目覚めた魂の人達がつながりあって、集合意識で目覚めようとしているのだ。

しかし、僕が社会的な生活から外れた2011年のその当時は僕自身がチャネルするメルキゼデク・オーダーやホワイト・ブラザー・フッド(白色同胞団)からも毎日のようにメッセージが届けてれるようになっていた。

地上で運命を受け入れる「魂の覚醒の時」が近いことはわかっていた。けれど抵抗してしまう、社会的な生活に対応できる波長を身にまとっている自分がいたのである。この鎧のような周波数をゆっくりと自分のペースで外すことになる。

最初に経験したのは有給消化の休みの時に訪れたシャスタである。2010年に僕はヘミシンクを受けていたことがある。ヘミシンクを開催していた大阪でサロン経営をされている人と、お互いの祖父が愛媛県の同じ町であることもあり親近感を感じていたので、その人たちが開催するシャスタリトリートに参加した。

マクラウドにある「ストーニー ブルック イン」に宿泊した。ある夜、星空を見ていたその時にUFOが一機また一機と現れはじめた(それも地上にかなり近いところに)。ただし一緒にいた数人の人達には見えていない様子だった。

僕はゆっくりとその場を離れて、一人になりずっと星空を見続けていた。

次第に増えて行くUFOが乱舞しはじめて、たくさんの情報が送られると共に僕のカラダの周波数が変わる体感もあった。

僕が身にまとっていた社会的な生活に対応していた鎧のような周波数が外されたのである。

目に見えない たくさんの存在たちによって。

その翌日にシャスタシティで、ドローイングでその人のガイドを描くセッションを受けた。次から次へと用紙にはUFOが描かれた行った。「あなたの後ろには数え切れないUFOとたくさんの12次元の存在がいます・・・」

僕はそのチャネラーの人に昨夜のできごとを伝えた。