マクロン大統領の失言が、フランスの労働者層の支持を、どんどん失っているという話。
企業寄りの大統領が、水曜日にコレーズ県を訪れた時のこと。車の部品会社の解雇者たちが集まる会合で、組合と警察が衝突した事件に対し、「そんなことをしている暇があったら、仕事を探しなさいよ」という発言を。
大統領のいたのは、そこから140㎞離れたところにある鋳造場。労働者不足で悩んでいるという現場にいたことから、地方官僚との会話の中で漏れた言葉だという弁明。
大統領は5月に就任して以来、一般人もしくは評論家を軽蔑する一連の発言で、支持率を落としているところ。「成功者と一文無し」を区別して軽蔑したことも。
これに対し、社会党や右派からは「おごり高き大統領」と言われ、「フランス国民を尊重すべき」という忠告も。
「庶民派」からは、ほど遠い大統領。この先、どうやって支持率を回復するか・・・
ランキングに参加中。よろしくお願いします!