ギャング文化の発展する都市ではないパリでも、若者グループの抗争が絶えない今日この頃。先週末には、バスティーユ地区で15歳の少年が死亡する事件が発生。

 

普段なら買い物客や食事を楽しむ人で賑わう、11区の店やレストランが立ち並ぶエリアに、週末土曜日の夜、13歳から18歳の30人程度の若者がたむろ。集まったのは11区出身と19区出身の2グループで、過去に喧嘩をしたことがある経歴が。

 

今回の抗争動機は明らかになっていないものの、女性(少女)を巡る争いである可能性が。昨年11月にも同様の抗争が発生し、18歳の少年が銃撃を受けて死亡。「このような抗争が、パリのいかなるところにも拡大する可能性がある」と警察は懸念を募らせるところ。

 

学校へ行かず、両親からも十分な保護を受けず、社会の隅に押しやられた若者たちが集まり、些細なことで争う。この現象は、非常に憂慮されるべきこと。

 

2009年以降、警察では特別監視班を設け、グループの抗争地図を作製。パリの北部と東部の外縁を中心に、40グループが存在すると推測。多くは、18区、19区、20区、そして12区に集中するものの、13区、14区、そして17区に縄張りを張るグループも。

 

 

とはいうものの、グループは「ギャング」というほど組織化されてはいないということ。確定的なリーダーが存在するわけでなく、5、6人が核となり必要によって数が増えたり減ったり、解体するのも早いのが特徴。なぜ争っているのか理由もわからずに、喧嘩に加担している人も少なくないのが実情。

 

ちゃんと社会に復帰させてあげたいですね。まとめて軍隊学校に送るとか・・・案外、力を発揮するかもしれません!?(*´▽`*)

 

 

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