前々回の記事で、乳腺炎になりかけた話をかきましたが、3ヶ月を過ぎてついに乳腺炎にかかってしまいました。今回はそのお話を...。

土曜日のその日、朝起きて頭痛がひどかった。
首も凝っていて痛くて血行が悪い感じ。
眼精疲労かな、甘いものを食べ過ぎると頭痛がしたりするので、そんな原因かな、
と思いつつ、なんかとっても疲れている気がしたので、
ちょっとダラダラ過ごす。
たまに息抜き、というか一ヶ月に数回、週末の朝をパンにするんだけど、
この日もそうすることにした。

朝は、野菜豆乳スープと目玉焼きとウィンナー焼きとトースト。
+旦那がピザトーストを作ってくれたのでチーズはおっぱいに少し怖いけど、ありがたく食べる。 

午前中近所に用事を済ませにいったあと帰宅して、旦那がキノコを外で遊ばせたりしている
うちに、ごはんを炊こうと思ったんだけど、キノコに呼ばれて外で一緒に遊んでいるうちに
なんだか時間が経ってしまったので、頭が痛いしめんどくさくてパスタにした。
シーフードの和風パスタ。

それで午後になって、キノコがお昼寝をしたので、ちょっと休もうかと思っていると、
なんかどんどん具合が悪くなっていく...!
悪寒がすごくて、あ、これ、なんかキテるなー、もしかしてインフル?
体温計るとなんか36度きってる、、
なんて思って、 とりあえず半身浴をして体を芯から温めよう、と子供達を旦那に預けて梅醤番茶を飲みながら、1時間ぐらい半身浴をした。

半身浴


なかなか温まりきらなかったけど、あんまり入ってもいられないので、出て、しばらくして計ると、こんどは38.5度に!でも喉も鼻もまったく症状ないから、風邪などではないな...。
おっぱい触ると、ちょっと痛い。それまでなぜか気づかなかった...!
正直、以前に経験した熱が出るほどの乳腺炎の痛みってかなり痛い、というイメージで、
それよりかなり弱かったので、ちょっとよぎってはいたけど、ああ、これ、乳腺炎だな、って、やっとそのときに確信する。
乳腺炎特有の激しい悪寒、、これ風邪ではこんな風にならない感じのやつ...!やっぱりなー。
よくよく確かめたら、右脇下あたりから右胸外側にかけて、幾つかのしこりと、それが赤く炎症していた。なんか痛みの感覚が麻痺しているのか!?よくわからないけど。

かなり体調が悪いので、ダンナに頼んで、里芋湿布を作ってもらう。
キノコも昼寝から起きて「ママがお熱〜〜〜〜エーン!!!!」と号泣しだすし、
それに共鳴してピノコも泣き出すし、家の中パニック 笑

鳴き声の共鳴


そんな中、woodyダンナは必死で「お、おれ、ごはん作るよ、水炊きでいい?!」と言って
ちょっとテンパりながらも、そんなカオスの中、なんとか水炊きを完成させてくれた。
おっぱいを里芋湿布(作り方はこちら→)で冷やしながら食べる水炊き(野菜+鮭に聖護院大根みぞれ)はとっても温まって、本当に美味しかった。乳腺炎とわかってからは一切の甘いものを食べないと決めているので、ポン酢もだめ、お醤油で。これが案外めちゃくちゃおいしい。
それからまた30分半身浴。それ以上はダンナも限界っぽかったので、そのあとはごぼう茶を飲みながら足湯。キノコも一緒に。

母娘で足湯


実はこの前日、鼻水がひどいキノコに足湯と生姜シップ(ガーゼに生姜湯をつけたもの)を鼻に当てて鼻通りをよくするというお手当てをやってやると、気持ちよかったみたいで、やたらはまってしまったみたい。



そうしているとぐっと楽になり、熱は37.5度まで下がった。

そしてまた、ピノコが驚くくらいたくさんおっぱいを飲み続けてくれ、桶谷式で手技をうけたばかりのような、ほわほわなおっぱいになった。熱にやられてるのもあり、またしても、この子は天使なんじゃないかと、また思ってしまった!!!
しこりも随分炎症がひいて来た。
明日の朝は絶対玄米!と決めていたので、玄米だけは浸けてピノコと9時過ぎに就寝。
夜中もよく飲んでくれた。

熱はほとんど平熱。ただ、まだ全身がぴりぴり痛むので、病み上がりが一番肝心と、
翌朝5時、お風呂を沸かして玄米をセットしてまた半身浴。
本を読んでいたらあっという間に一時間半。
しこりはまだ結構痛む。
朝ごはんは、昨夜残った水炊きを味噌汁にリメイクして、玄米といただく。
私は本当に玄米が好きなのです。
ダンナがあまり好まないので、普段は7分づき米。
本当は毎食といわずおやつにも食べたいくらい、大好き。
2種類炊くのは面倒だけど、やっぱり週二くらいは食べたいなー。

里芋シップ用の里芋粉がなくなったので、それだけ買い物に行き、
あとは家でのんびり過ごす。

そのあとは何食か玄米で過ごし、3日後には、しこりも消えました。

あとから知ったけど、乳腺炎の初期症状で、頭痛ってのはあるらしい。
だから結局のところ血行不良なんだよなー
乳腺炎になる前、キノコとピノコに挟まれて寝ているので、寝返りうてないのがつらくて、足に何かが滞っている気持ち悪い感触がずっとあって、寝るときに履いている冷えとり靴下がむずくて履いていられなくなったり、夜中に顎を食いしばって歯や歯茎や顎が痛かったり、それにたまに頭痛もあったり。
なんかちょっと不調までは言わないけど、不調予備軍なものがちらほらあった。
そこにつけて、なんだか甘いものがすごく食べたくなって、無意識にいっぱい食べてたなーとか、あとで気づいて、あーこわいこわい、って反省したのでした。
そして、この乳腺炎発症の前触れの頭痛に対して、ちゃんとケアせず、朝昼とおっぱいによい食事ができなかった。ケアしていたとしても間に合わなかったかもしれないけれど。

あとで気づいたことだけど、飲み過ぎですごく頻繁に母乳を吐いていたピノコが、3ヶ月になったのを境に急に吐かなくなった。3ヶ月くらいで赤ちゃんは飲む量を調節できるようになるらしい。
今までは、おっぱいが、「必要な分+吐く分」まで作っていたのに、「必要な分」しか飲まなくなったからおっぱいも調子が狂ってしまったんじゃないかと。
本当におっぱいというやつは繊細なのだなあ〜、と改めて。。

桶谷式がお休みだったからってのはもちろんあるけど、今回は、少しだけ、セルフケアで治してみたいという気持ちがすごくあって、運良く、自分なりの方法で、治ることができた。

今回の乳腺炎でやったことをまとめておきます。
*梅醤番茶
→不調のときにとりあえず飲んでおけ!というやつ。
*ごぼう茶(本当はごぼうしもするとなおよし)
→おっぱいにいい
*里芋湿布
→じんわり冷やす。乳腺炎の炎症に効く(その他、痛みなどの炎症にもいい私は顎関節症に効いた)
*半身浴 & 足湯
→体を温める。血行を良くする。そして免疫力up!
*玄米食、根菜、体を温める食事

あとは、頑張って水炊き作ってくれたダンナと、号泣しながら心配してくれ、足湯に付き合ってくれたキノコと、いっぱいいっぱいおっぱいをのんでくれたピノコの愛情がイチバンの薬だったかなー、と。
心があったまることがいちばん免疫力をアップさせることみたいなので。

なんて、きれいにまとめたふりをしておきます^^;

それから10日後にもまた発熱(今度は微熱程度)&痛みが発生!
その日は翌日に助産師さんに診てもらい無事解決。
ちょっとだけ雪の降る日だったんだけど、気圧の変化でおっぱいトラブルになるっていうのもよくあるらしい〜!!キノコは雪の日に破水したし!!人は自然の中で生きているんだなあとまた実感。
すごいよねえ〜...


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