還暦前に独居の母の介護が始まり 奈良と大分を往復する 遠隔地介護が始まりました
62歳の時に 実家と奈良を往復するのを見かねて 連れ合いが
「還暦の年まで無事に過ごしてこれたのだから これからは自分のための人生を生きろ!」と
介護に専念できる道を歩めと 背中を押してくれました
親の介護はそれぞれの子供が看たらいいから~と諭してくれるのです
義母も実母も大正5年生でしたから えこひいきなく
半々で同じ比重の介護をしようと 私は努めていたのです
私自身が高齢になっていくと 遠隔地介護は無理になるからと
傍で見ていて 連れ合いは考えたようです
平成16年11月に 母の米寿のお祝いを兼ねて
大分に引っ越してきました
それから母娘の二人三脚が のんびりと平穏に平成23年4月まで続きました
悔いの残らない介護ができたと連れ合いに感謝しています
古希を過ぎて半年過ぎたころに 体調に異変を感じ 医師会病院で
診てもらうと 背骨の3・4・5番が滑っていることが分かりました
足腰に激痛が走り 歩行困難に何か月か陥りました
長時間 腰かけているのも困難で とても奈良に帰ることは不可能だと思い知りました
連れ合いに詳しく話しました
「いつかは奈良に帰ってあなたのお世話をしたいと思っていたけれど 自分自身のことも
不治の難病指定に挙げられているので ここに足止めをされた気分です」と
その後紆余曲折の歳月が流れました
連れ合いは昨年72歳で 1年7か月の入退院の末に旅立ちました
後々のことに配慮し 残されたものが幸せに支えあって暮らせるように最高の采配を振って
親子を守ってくれました
長々となりましたが 昨日は供養塔のお墓掃除に出かけてきました
ちょっとしたドライブ気分で 心安らぐ時間を過ごしてまいりました
きっと真心込めてお話してきましたので 父さんやご先祖様にも届いていると
穏やかな気持ちの朝を過ごしています
今朝のヤマアジサイです
PS
置手紙のことづて欄が不具合中ですので、
コメントの設定を続けたいと思います。
皆様のお声を楽しみにお待ちしています(*^_^*)