GGP大阪・男子400mリレーの感想~今日はサイクリングの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝5時に出勤して、夜7時に終業で残業は5時間。


さて、一昨日の日曜日には国内では最大級の陸上国際大会であるゴールデングランプリ大阪が開催されました。



中でも目玉は桐生・山縣・ケンブリッジ・多田の「黄金のカルテット」が世界王者ガトリン選手に挑んだ男子100m。

記録こそ期待された9秒台には届かなかったものの、それぞれに持ち味を発揮した見ごたえ十分のレース内容でありました。



特にシーズン当初は不調だった桐生祥秀選手が、先日の記事の中で私が述べた希望どおりに10秒1台でまとめ上げ、

いよいよ6月の日本選手権では10秒0台、そして8月のアジア大会で再度の9秒台と、今季は尻上がりに状態を上げていきそうな雰囲気を漂わせるものでありました。



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そして何よりも驚いたのが、100mの1時間半後に行われた男子400mリレーで、

山縣・飯塚・桐生・ケンブリッジの「リオ銀のカルテット」で臨んだ日本チームが37秒85の日本歴代3位の好タイムを叩き出したことであります。



五輪や世界陸上以外の舞台で、それもほとんどバトン練習をしていない中でのこの結果に、

東京五輪での金メダルへの期待がますます膨らんでいくと同時に、あまりにもうまくいきすぎて逆に怖いという気持ちもあります。

ライバルの中国🇨🇳や米国🇺🇸に1秒以上の大差をつけたと実況の人は大はしゃぎしておられたようですが、

それだけ他国は本気でやっていないということの裏返しでもあります。



今大会はありがたいことに1万7500人の大観衆が詰めかけたようですが、

これに味をしめて、陸連はどんどんこうしたエキビションマッチ的なリレーのレースを組んでいきそうな嫌な予感もいたします。

こうした他国のチームの本気度が低い試合をたくさん組んでも意味がないどころか、逆効果になっていきそうで怖いのですえー?


日本男子のリレーチームはリオ五輪でのパフォーマンス以来、「リレー侍」と称されていますが、

なんか野球の「侍ジャパン」化していきそうな感じであります。

サッカーと違い野球の場合は国別対抗の国際試合なんてWBCを除けばどの国も本気で取り組まないのに、

侍ジャパン」だけが興行目的で無駄な強化試合をたくさん組んでおられる悲しい現実があります。



リレー侍」もそうして無駄なエキシビションマッチをたくさん組んで、肝心の本番で優勝できない、そんなことになりはしないか、心配してしまうのでありますショボーン