日常生活と非日常体験


アラフィフの方は、皆さん常日頃、色々な問題を抱えて生きていることと思います。
そんな日常から離れて、「たまには普段と違う行動をして、気分も体もリフレッシュしたい」と思うことはありませんか。

New York City, United States - May 10, 2012: Large group of taxis on 7th Avenue at Times Square in rush hour. Vast number of vehicles hit the streets and avenues of Manhattan every day. Almost half of cars are yellow taxis (well recognized city icon). Taxis are operated by private companies, licensed by the NYC Taxi Commission.

非日常体験

例えば、旅行などはどうでしょう。旅の楽しみは、新たな人との出会いであったり、食べ物だったり、そこでの体験であると思います。短い時間ではあるものの、日常から離れて色々な楽しみを経験することによって、また同じ、日常生活に戻る元気と気力が沸いてくるのではないかと思います。

旅行というと、お金も時間も掛かりますが、もっと簡単に非日常を味わいたいなら、いつもと違った行動を取ることによっても可能です。
日頃見ないような雑誌を読むとか、いつもの通勤ルートとは別の道で仕事にゆくなどであればお金も掛かりません。また、異業種交流会などに思い切って参加してみるのも良いかもしれません。

実は先日、異業種交流会に初めて参加したのですが、大勢の人の中で自分がどのように振る舞ってよいものか分からず、数名の方と名刺交換したに過ぎませんでした。
決して自慢できる話ではありませんが、新しいことにチャレンジ出来たことを前向きに評価したいと思います。

非日常体験の意味

このように、非日常の行動を起こす事に、どういう意味があるのでしょうか。

日常の定型業務は、例えるなら車の運転で言うところの、慣れた道を走っている状態です。
意識しなくても、ちゃんと目的地に到着しますし、途中で音楽を聴いたり、同乗者と話していても全く問題ありません。ところが、初めての道を走るとなると、余裕も無く意識は運転に集中せざるを得ません。また、思いもよらない細道から危険な歩行者が飛び出して来た時には、ハッと意識を集中させられます。この初めての道を通る事や、それによってもたらされたとっさの危険回避の行動も非日常体験です。

無意識下でおこなわれる日常生活だけでは、脳に刺激が足りません。意識下でおこなう非日常の時間が、脳に刺激を与えるのではないかと感じています。
脳も筋肉と同じで、刺激が無いと衰えると言われています。

かくいう私もアラフィフになって、記憶力が落ちていることを日々実感しています。
少し前に流行った『脳トレ』も試したことがありますが、あまり長続きしませんでした。

非日常を上手く取り入れて脳を刺激することで、気分をリフレッシュするとともに、記憶力の低下にも歯止めがかかればいいなあと思っている今日この頃です。

【無意識で行う日常生活】と【意識的に行動する非日常生活】
このバランスが大切なのでは、と思います

 

Follow me!


前の記事

『認知症』で施設入所

次の記事

同期との再会で思うこと