初めての方は、このブログを通して貫く基本概念である主観と客観との違いについての説明をしている以下の記事をご覧ください。

 

 主観と客観

 客観についての補足

 外国人には思い遣りがガチでないという事実

 優しさ(主観的)と思いやり(客観的)

 二種類の「正しさ」

 日本の常識は世界の非常識、日本の非常識は世界の常識

 

 ブラジルで人体に危険な鶏肉が世界中に輸出されていることが判明し、シナやメキシコなどが全面的に輸入禁止の措置を取っている。客観的にはこれだけの話であるが、ここに少し分析を加えて、そうすることで見えてくることを紹介してみたい。

 

 欧州やスイスなど、世界の中でも比較的主観性の度合いが低く、客観性の度合いが社会において高く保たれている地域や国では、状況を判断するという状況を最初に打ち出しているが、支那やメキシコなどという、極めて主観性の度合いの高い地域では、すぐに全面禁止という非常に強い措置が取られている。

 

 ブラジルも主観性の度合いが極めて高い地域の一つである。こうした、他者の立場を完全に無視した、危険な鶏肉を輸出するということは、自分の利益のみのために他者を犠牲にすることを一切考慮しないという、主観性の度合いの高い精神文化の地域で普通に観察される現象である。そして、確認もそこそこに全面禁止という強い措置を取るのも、客観的なデータの収集よりも主観的な判断を重視するシナやメキシコで見られる現象である。

 

 あくまでもいい悪いの話ではなく、客観的な観察から分析される話である。

 

 ここで見えてくる一つの法則があるが、それは、

 

 「被害者の会の会長は、同時に、加害者の会の名誉会長」ということである。

 

 我こそは被害者なり!と声高に叫び、相手を糾弾するものは、だいたいにおいて加害者としていかん無くその力を発揮していることが多いということである。シナの食料など危険すぎてシナ人ですら普通に食べられないという話は、もうずっと以前から有名な話である。日本人もすでに何人も死んでいる。工業用アルコールを使用した酒を飲んで死に至ることは日常茶飯事である。酒だけではなく、全ての食品が危険に満ち満ちている。メキシコは、麻薬売人大国として世界のトップディーラーである。

 

 違う例でいうと、南朝鮮(韓国)。慰安婦の問題で世界中で強姦の被害者であることを宣伝しまくり、日本の国際的評価を貶めることに命がけであるが、国内の強姦率は世界でもトップクラスであり、ベトナム戦争の時は強姦を大勢の南朝鮮兵士が犯しすぎて混血児がたくさん生まれ、ベトナムの現在の社会問題である。

 

 我こそは被害者なり!と叫ぶ被害者の会の会長は、実は大体において、目を覆うばかりの加害者の会の名誉会長であったりするのという客観的に社会で観察できる事実を紹介した。

 

 今回もお読みいただき、ありがとうございます。

 


国際政治・外交 ブログランキングへ