シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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迫る対 NK 予防戦争と漂着木造船

2017年12月12日 | 半島は近代国家?
話せば分かると抱きつこうとした中国男を右とするなら、蹴飛ばした左の男は …
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米国は、北朝鮮の ICBM (大陸間弾道弾) が米国全土に達する能力となる前に、北朝鮮の ICBM を取り除くべく予防措置を講じる姿勢に動いた、とする記事が出ています。 

その前に 北朝鮮の ICBM 開発を止めさせようと、北朝鮮が経済の殆どを依存する中国との間で外交努力を続けてきましたが、もはや その段階は過ぎたと認識しているようです。

これまでの経緯から 核・ミサイル開発を止めたとする北朝鮮が、その国際的な取り決めを破り 開発を続けていたことが明らかになっている以上、北朝鮮との対話・約束は無意味との判断が出てくるのは当然でしょう。 ある意味 北朝鮮の自業自得です。
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「米国の “予防戦争” 発動間近、決断を迫られる日本」(12月7日 JBPress) __ トランプ政権のオプションは限定的予防戦争で、アメリカ領域内を核攻撃可能な 北朝鮮の ICBM ならびにそれを発射する地上移動式発射装置 (TEL) を完全に葬り去る戦争が実施される可能性は否定できない。 

「米国で増えてきた “北朝鮮を軍事攻撃せよ” の声」(12月6日 JBPress)
「北朝鮮に対話を拒否された米中がついに踏み込む “最終手段”」(11月24日 現代ビジネス ※1)

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トランプ米大統領の11月8〜10日訪中後、中国の習近平 (シーチンピン) 総書記 (国家主席) の特使が、17~20日 北朝鮮を訪れましたが、金正恩 (キムジョンウン) 朝鮮労働党委員長と面会できませんでした (その20日 米国は、北朝鮮を “テロ支援国家” に再指定しました)。 特使は米国の決意をいい含められていたのでしょう。 それを直接伝えることができず、その9日後の29日 …

「ワシントン・ポスト紙によれば、米国は『60日間、核とミサイル発射実験を停止すれば、米朝対話に応じる』考えを北朝鮮に提示していた」(※1) が、「北朝鮮、新型 ICBM “火星15” 発射成功と発表」(11月29日 朝日新聞) と、北朝鮮は米朝対話の申し出を蹴飛ばしました。

これを受けて12月3日 米共和党議員が、米国防総省に対し 配偶者や子供など在韓米軍の扶養家族を退避させるよう求めました。

また 米国務省報道官は5日、「国務省、北朝鮮の脅威には『核兵器を含むすべての能力を総動員 …… 対話の時ではない』。 北朝鮮による米本土を攻撃する能力を阻止するために、最終的な手段として先制攻撃する可能性はある」と述べた (12月7日付け日経ビジネスから)。

さあ 米国内では北朝鮮への先制攻撃カウントダウンが始まっている可能性が濃厚になって来ました。 また 中国の総書記特使が北朝鮮のトップに面会できなかった __ これはメンツを重んじる中国の顔に泥を塗った形になり、中国も北朝鮮制裁に本気になっていることでしょう。

米国による北朝鮮の核・ミサイル基地攻撃は空と海上からになり、ミサイル発射不能となった段階で 地上軍による制圧は南の韓国軍と北の中国軍による両面作戦となり、米軍への補給は韓国内と日本国内からとなるのでしょうが、主な補給基地は日本が濃厚でしょうね。

ただ 米軍による先制攻撃後 北朝鮮が韓国と日本へミサイルを発射することなく、また核を使わずに推移するか、それは現時点で予想できません。 そうする余裕を与えないために、米軍による攻撃は徹底して短時間にかつ大量に行われるのではないでしょうか __ シロウト考えですが。 
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そして 不気味なのが、このところ 東北地方日本海側と北海道に相次いで漂着する “北朝鮮の木造漁船” です。 海の荒れる冬にエンジン出力が弱くて流されてしまい、日本の沿岸に流れ着く難破北朝鮮船ならまだしも、日本で窃盗などの犯罪行為をする北朝鮮漁民は不安を引き起こしましたね。

当局にがんじがらめにされている国の一般漁民という同情すべき存在だけではなく、今や 犯罪集団かもしれないという不安を呼びおこしかねない危険な存在にもなっています。 漁民が犯罪者かどうかは、我々日本人には判断できません。

外国の日本の小島に上陸して人けのない建物に侵入、物品を破壊する、持ち去るなどの窃盗行為は、処罰の対象です。 それは北朝鮮内であっても、韓国内であっても同様のはずです。 そういう遵法精神が備わっている北朝鮮漁民であることを望みたいですが、今回 北海道小島に上陸した漁民はそうではなかったようですね。

全ての北朝鮮漁民がそうとは思いませんが、食料不足・物資不足に苦しむ 今の北朝鮮の内部はそうした倫理観が希薄になっているのかもしれません。 そうだとしたら 危険な北朝鮮の体制は早く崩壊させるべきと考えるのは、私だけではないでしょう。

以上

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