大雪・地震・豪雨など災害が頻発し、また安全保障環境が激変する中で、命がけで職務に邁進する自衛官を支援することは必要不可欠です。

 

そもそも、現場の自衛官の皆さまを取り巻く環境について、政治の側でつぶさに確認しフォローしているのか、そして必要な改善策を取っていたのか、そのような問題意識の下で、国防政策に精通する国会議員の皆さまと「自衛官支援議員連盟」を設立することとなりました。

 

私、石﨑とおるも国防政策に精通する、なんてことはおこがましくて言えませんが、自民党国防部会長代理として発起人の一人に加わりました。


現在、自衛隊の入隊率も減少しています。
特に若者の入隊は減少しており、自衛隊員の不足は防衛上又災害派遣等の人命救助にとって致命的な問題です。
主な理由として、諸外国の軍隊より基本給が安くゆとりある生活ができないことが挙げられます。
≪例:自衛隊士長(OR3)181,300円 米軍上等兵(OR3)1,931ドル約22万≫※OR3はNATO階級符号


また、昨年の報道等で大きな注目を集めました、安全保障関係法案の可決されました。一部から「戦争法」などと事実無根の批判をまともに受け自衛隊に対するイメージが悪くなり自衛隊離れが進んでいる原因の一つとなりました。


このようなイメージを払拭するため防衛省では福利厚生の充実や衣食住の環境整備をしています。
また働き方改革の一つとして自衛隊員の方々にも余暇の充実や退官後の再就職がスムーズにできるよう、資格取得支援や教育プログラムなどを実施しています。

しかし、これが諸外国と比べて満足出来るものなのか検討が必要です。最近では自衛官の制服の更新に時間がかかり過ぎる点や、制服が支給数が少ない問題なども指摘されています。このような最低限の環境整備すら十分ではないのではないか。


そして退官後も医療介護やローンなどの自衛官割引などを実施していますが、退官後の自衛官の皆さまの人生のサポートも必要不可欠です。
この議員連盟の活動によって、自衛官及びご家族の皆さまを取り巻く環境を改善し、それが日本の防衛・災害対応の充実に繋がるよう私も一緒に頑張って参りたいと思います。

 

衆議院議員 石崎徹