靈気呼吸法② | 東京·目黒区の霊能者、霊視、除霊、お祓い、開運、悪魔祓い、ピリチュアルカウンセリングサロン『Senju-千手-』河合洸司ブログ

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2.靈気とは何か?

この靈学でいう靈気なるモノとは一体なにか?をご説明致します。

人体、及び動物や鉱物に至るまで、一種の気なるモノが放散しているということは東西各国とも古くから言い伝えられています。

それは、俗間の言説においても如実に表されており、よく世間で『あの人はどうも近頃影が薄くなったな』と言い表されてますが、これ即ち靈気の缺乏(けつぼう:足りない、欠けている)を意味して居るのであって、靈気が缺乏すると何となく元気がなくなって、見るからに影が薄くなるのであります。

或いは、『お婆さん子は身体が弱くなる』と言いますが、これは成長の盛んな幼児を、既に靈気が衰退している老人と寝させますと、その子の発育せんとする旺盛な靈気を吸取って失うというような見地から言った言葉でありますが、全くその言葉通りであります。

諸君はよく仙人が童子を連れた絵を見たことがあると思います。

仙人もやはり童子を愛してその若々しい靈気を受けていわゆる不老長寿法を行っているのであります。

金持ちの富裕層や王族の者が妾をたくさん作るのは、獣の様な欲を満足せしめるという見地だけでなく、若返りへの意味もあるのだと思います。

それから、或医学的な若返りの法の本を見ますと、食物は野菜鳥獣魚貝は全て採れたてのフレッシュでオーガニックなモノを食べ、 服装も派手なものとし、若い人達と交際するのが第一であると、スタイナツハ氏や九州医大の榊博士の研究以上のものだと言っていましたが、確かに反面の真理であると存じます。

体温が下がる重症人や水に溺れた人を蘇生させるのに、普通は火熱や焚き火などを利用しますが、それらよりも人肌で温める事が第一であると申します。

何故人が抱いて暖めるのが有効であるかと申しますと、靈気の作用があるからであります。

普通体温とは36か37度ですから、それと同等の温度を与えて活性する道理だけにあらず、人体で暖めた場合に限り蘇生するのは、人体には体熱以外に或種の放射物質、即ち靈気の放射を認めない訳にはいきません。

江見水蔭氏の小説にも『抱き男(その男に抱かれると身体が麻痺して気を失う)』というのがあって、どんなに寒中にも水に入っては魚を捕らえ(放電により電気ショックを与え魚を捕る)、江戸中の病気の人間を抱いては治療したという逸話を小説化したモノであり、氏はそれを動物電気だろうと言っていますが、それはここで説明する靈気の事であります。

鈴木天水という精神治療家は天下一品の左手のプラーナの持ち主==左手は常に高熱と芳香を有すると宣伝していましたが、実際の記述にも右手とは色も異なり温度も高いとあり、このプラーナというのも即ち靈気というのと同じであります。

その様なモノを各研究から、研究的な立場によってそれをプラーナと言ったり、マグネットと言ったり、プラズマだと言ったり、ラジウムだと言ったりと様々な名称で語られますが、奇術の使い分けの様に異なった物質が出るものではなく、要するにこれらは同一物であります。

古羅馬人はそれをオーラと称し、インドのバラモンやヨーガではプラーナ、支那の道家や医術家は気と称し、日本の古神道家には、人体ラジウム、人体放射能、靈子線、靈派、人体マグネット、生体電気、霊光線などと、様々な名称で呼ばれています。

続く。

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