摂取カロリー+インスリン量が適正である。これが保たれている間、体重は増えるはずがない。
私はずっとそう確信していました。
事実、糖尿病を発病して以来、体重は変わることはありませんでした。
つまり
インスリンを投与している以上、やせることも太ることもない
というのが常識だったのです。
なぜなら、栄養素を取り込むためのインスリンが一定である以上、栄養素をそれ以上取り込むことができないので、太るはずがないというメカニズムなのです。
しかし!
しかし・・・
実際には私の体重は増えてきていました。
今からちょうど1年前、2015年の秋口のことでした。
それまで私の体重は56キロ前後でしたが、60キロを超えただけではなく、なおも少しずつ
増えていっているのです。
カロリーの過剰摂取ではなく、私の体に何かが起きている
という感じなのです。
そして、いろいろと調べているうちに認めたくない1つの言葉に巡り合いました。
それは
加齢・・・
要するに年を取ったということでした。
健常な人でも、「これまでと同じ食生活なのに太った」ということは多いと思いますが、私のような糖尿病患者でも、まったく同じ生活をしているのに太る、ということが起こってしまうのです。
私は認めたくありませんでした。これまでもいろいろなことを我慢してきたのに、また何かを我慢しなくてはならないのか・・・
しかしながら、現実は非常で、60キロから増えていた体重は、あっという間に64キロとなりました。
10キロ近く体重が増えると、普段着のジーンズはおろか、トレーナーやシャツなどにも影響が出てきます。
ピチピチで反り返ることもままなりません。
栄養素を取り込むためには、インスリンが必要。しかしインスリンの量が決まっている以上、さらに太ることはできないはず・・・
と、思っていたのですが、加齢による代謝不全で本来なら消費されるカロリーが、そのまま体内に残り、肥満へとつながっていったのでした・・・
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