カンボジアに来て4年が過ぎました。

この間、連休にどこかに行くということがなかったので、思い切って出かけてみました。

一つは畑を見に行くこと、もう一つは念願の「伝統の森」に行くこと。

シェムリアップには二度行きました。一度めは一泊二日のアンコールワット観光、二度目はバスを乗り換えるために二時間ほど滞在しました。

今回はシェムリアップの街には寄らずに、田舎に行くので結局シェムリアップ市内は通過することになりました。

いつかゆっくり行ってみたいものです。

 

カンボジアにはまだまだ未開発の土地があります、そのうち何割かは内戦前には農地だったとか。いろんな開発計画があるようですが、自然と共に生きるカンボジアの農民が生活し、農業が国の基幹産業として存続してくれることを期待しています。

 

いよいよ出発、オルセイマーケット近くのキャピトルバス乗り場からスタートです。

国道6号線をバスは快適に走ります。

片道6ドル、隣には日本の青年がいたので、退屈することなく楽しい旅の始まりでした。

シェムリアップ到着、迎えの車に乗っていざ畑へ!

高い建物がない、車が少ないのでとても閑静な町並みです。

一路北へ。

数年前に来た時にはきれいな道だったのですが、少し痛んでいました。

小さな集落のプサーの辺りからいよいよ畑に行きます。

着きました。以前はキャッサバを作っていた畑だそうです。

ドライバーのお嬢さん、ズーッと畑の奥まで一緒に行きました。

元キャッサバ畑とはいえあちこちに木が生えています。

切株も大きな物はそのまま畑として使っていた様です。

あ、帰りはさすがに抱っこ。

入り口付近はきれいなんですが・・・

まあ、そんなものです。

周りのキャッサバ畑は肥料はやらないという話ですが、良く成長しています。この付近だけは乾期でも土が乾かないのだとか。

そういえばプサーを出てから数キロ走ったところまでは、ほとんど作物が植えられていませんでした。

途中には、カシューナッツの木の農場いくつかありました。

これもカンボジアの重要な輸出農産物です。

日本で売っているものよりはるかに美味しいのでびっくりしました。

オシャレな新築住宅、大きな日除けはカンボジアならではですね。

いよいよ、I KTT伝統の森へ向かいます。

途中は砂利道、電柱の工事をしていたのでこの辺にもそろそろ電気が来るようです。

森本さんにお目にかかりました、二年ぶりです。

ここは管理棟、ほかにも織物の工房や研修施設、宿泊施設、スタッフの住宅などが立っています。

宿泊施設、正面と右側に部屋があります。

場内はきれいに管理されています。

堆肥の保管庫

落葉、これから堆肥を混ぜて腐葉土を作ります。

農園への道、木漏れ日が心地よく射していました。

アロエ(?)とアーモンドの苗木

20mはあるでしょうか。大きな木を残してあるので、強い日差しも気になりません。

桑の木の苗。

少しずつ増やしているそうです。

ココナッツの幼木、何年くらいで実がなるのでしょうか。

森の小路、畑に行くのが楽しくなります。

小一時間の散歩にはうってつけの農園です。

お蚕さん。

まだまだ育ち盛り。

番犬ならぬ番ネコ。森には沢山の猫たちも暮らしています。

とてもよくなついているので、猫好きにはたまりません!

織物工房も今日はお休み。

耳を澄ますと、カタンカタンと聞こえてきそうです。

ここから奥はスタッフの生活エリア、子供たちの声は聞こえますが姿がありません。何と木の上にいました。

芭蕉布の木。この木からも繊維が取れると聞いたことがありますが、聞きそびれた。

宿泊施設のエントランス。

ここでも猫が見回り中でした。

森本さんと食事、森の歴史をお聞かせいただきました。

日本から団体の研修も多いそうです。ここでいろいろお話しするそうです。

さあ、帰ります。

この先、東バライを横断してバス乗り場に向かいます。

お疲れ様でした。

近いうちに今度はゆっくり行くことにします。

 

 

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