「司教の斬首」ティエポロ
不透明水彩、水彩紙(B3)、制作年月不詳
私の好きなティエポロの模写なんですが、今回は何と原画は透明水彩です。つまりは油絵ではないんですね。しかもそれを不透明水彩で模写したという、ちょっと例外ですね。
私は透明水彩で描くのが好きなんですが、試しに不透明水彩、いわゆるガッシュを使っていた時期があります。その頃の作品だと思います。
原画はセピアなんですが、私の模写は赤紫色です。おそらく余っている色で模写してみたのだと思います。
原画を全部画面に収められたはずなのに、なぜか右に寄ってますな。だから画面左端が空いてしまっているという、どうしてこうなってしまったのか、謎の模写です。
とにかくティエポロは達筆です。羨ましい限りです。これぐらい達者な筆遣いができたらいいなあと、いつも思ってしまいます。