↑始まってすぐ感じたことです。
時代劇に不慣れな私にはわからない所がたくさん・・・。
「えっ?今なんて?」
「意味わからん、、、」
「聞きとれない・・・」
私のようなアホには、もってこいな字幕付き上映だったのですが、
本来の意味をしっかりと理解し、予約はせずに映画館へ。
お席に余裕があったので開始15分前に席を確保。
・・・そこ、大事ねっ。
注・ネタバレだらけです。←やる気。
いつもな感じで書いていくので聞いて下さいね。
(映画の感想らしきものを書くのは初めてです。
お手柔らかにお願いします。)
『オーっ!』じゃないし!の巻。
大膳さんも下忍さんもよく『オーッ!』って叫んでらっしゃったけど、字幕では『応』と表記。
戦に行くと決めた大膳のあの絶叫のような
『おーっ』は、
『オーッ!』なんて楽しく軽々しいものではなく、『応』でした。
漢字にビックリと言えば「夫」と書いて「つま」と読む、、、など、
他にも、この言葉はそんな漢字を書くのかぁ!というものがいくつかありました♪
~が、忘れちゃった。( ̄▽ ̄;)
いきなり出てきた智さん!?の巻。
何だか「しょおく~ん」と平仮名にしたくなる大野さんの話し方を彷彿とさせるものが(笑)
『じろべえ』
『ダイゼン』←カタカナ( ̄▽ ̄;)
こんな感じで表記。
かわいかった~!
最後のシーン。
吹き矢が刺さったお国の体を必死に触るあのシーン。
でも私、あの時、無門が何て言ってるか聞き取れないんです。
大野さんの泣きの演技が本物すぎて
声も絞り出すような感じだし、震えてるし・・・
「ほぇへへ・・・。ほぇへへ・・・。」
言葉にならない、うわ言のような物かと思っていたら、
『もうないか、もうないか』と字幕が。
見た瞬間、鳥肌が立ちました。
体を触りながら刺さった吹き矢が「もうないか、もうないか」って・・・。
皆さん聞き取れていましたか?
名前に思う・・・の巻。
(無門) どう動くか、わしにもわからんぞ。
↑こんな感じで字幕が表記されていました。
カッコ内に名前。その隣に台詞です。
~って事は今までサラッと聞き流していた台詞や、気にも止めなかった台詞を誰が言ってるというのがとてもよくわかるんです。
そしてもちろん、名前も表記されます。
文字で表されたのを見て、改めて涌き出た感情も・・・。
(利助)
(伝吾)
(文蔵)
「人」の名前なんだ・・・。
(ウズラ)
(ネズミ)
(無門)
本当の名前がわからない・・・。
同じ下忍であっても
親の存在があるであろう者、
親の存在さえわからない者、
名前を呼ばれ育てられてきたであろう者、
自分の名前さえも知らぬ者がいて、
そんな中で誰が付けたのかもわからない`名前´を抱えながら、
人に愛され、
羨望の的となり、
「伊賀一」と呼ばれるまでに登り詰めた無門の強さや、可愛そうなまでの我慢や努力を思った時・・・
この映画の
たった一行に重なる想いがあるんです。
耳の不自由な方だけではなくて、私のように時代劇に不慣れな人にも本当に嬉しい上映だったと思っています。
わからない言葉も漢字で見ると意味がわかったり、新たな発見もたくさんありました。
夏休み
子供たちにも分かりやすいと思うので多くの映画館での字幕付き上映を強く望んでいます。
いつもありがとう。m(__)m