いよいよ秋の東京/京都開催になり
皐月賞/ダービーを目指す馬
桜花賞/オークスを目指す牝馬が
続々と登場する時気になりました

ただ今年の2歳戦線はいつもと違います
それはこの世代から降級制度が無くなる事
夏競馬から9月競馬位までは「とにかく早い内に稼がせたい」という陣営が
重賞を使ってくるパターンが多かったですが
ここからはダービー/オークスの本命候補が
重賞に登場する事から「取り敢えず出して出走金を貰おう」という陣営が出てきます

昨年まではそういう陣営が間違えて勝ってしまっても
降級制度により取り返しがついたのですが
今年からは陣営がよりシビアな判断を下さなくてはなりません
馬を長く走らせる時に古馬になって重賞/オープン戦線にいるより
500万下に居た方が稼げる事があるのです

だからこそ今は重賞に出走していた方が稼げる馬でも
1.2着に入ってしまうと馬主さんに怒られる場合があるという事です


2歳重賞は各陣営が1.2着馬を目指しているか
1.2着馬を予測して出走をさせるだけの為に出しているのか
これを考えなければなりません

古馬なら降級制度が無い為に重賞でそこまで考えなくて良いですが
世代限定の重賞は常に頭に入れておかなくてはなりません

だからこそ2歳重賞は1.2着馬はある程度決まっていて
堅い事も多いのですが3着馬はカオスです

降級制度が無くなった今 この問題はよりシビアです
馬主さんもそこら辺はビジネスライクに考える人が居るという事です
今週末もサウジアラビアロイヤルCが組まれています

本気で勝ちたい馬はどの馬でしょうか?
そこまで気にして予想すべきだと思います