臨床ではバイタルサインの測定があります。5項目あり、体温、血圧、呼吸、意識(レベル)、脈拍があります。
その中の項目の脈拍についてお話をしようと思います。
皆さんは脈拍を図った事はありますか?
脈拍とは体表から触れることのできる動脈のことです。
心臓は一定のリズムで収縮と拡張し全身に血液を送り届けている役目。その際に勢いよく血管に流れている時の拍動が脈拍なのです。
心拍数と脈拍数はまた違います。
心拍数 = 心臓が拍動した回数
脈拍数 = 心臓拍動によって末梢の動脈が拍動した回数
正常の成人の脈拍数であれば1分間に60〜100回。しかし緊張や活動(運動)などで早くなり、就寝時リラックスしている時は遅くなります。
また、病気などでも脈拍のリズムが乱れたり変化があります。
脈の変化からわかる病気
更年期障害
エストロゲン(女性ホルモン)の影響により自律神経の乱れによって動悸や息切れ、脈が早まることがあります
貧血
身体を動かすと動悸や息切れが出ることは血中酸素が不足してしまいそれをカバーするために、心臓が血液をもっと多く送ろうすることにより動悸、息切れがでます。
脳梗塞による心房細動
1分間に300回近く脈が振れることがあります。
そのほかには心筋梗塞や狭心症、バセドウ病など。
不整脈とは
脈の打ち方がおかしくなることをいいます。リズムがバラバラだっだり、早かったり遅かったりを指します。
頻脈 1分間に100回以上を指します
徐脈 1分間に60回以下を指します
期外収縮 リズムがバラバラ、脈がとぶことを指します
いつ測ると良いのか?
毎朝起きた時に測るのがいいです。
あくまでも健康のバロメーターとして測ることをおすすめします。
食前食後でも脈の振れ方は違います。
身体に何か違いを感じたら脈拍を数えてみてください。
ゆらいでは自立神経系でお困りの患者様にも対応しています。
しかし、あまりにも重篤な症状の方は病院での精密検査をおすすめします。
カイロプラクティック&リラクゼーション ゆらい
江別市野幌町50-18
TEL 011-381-8133
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