「G1クライマックス」の出場権って、イチ選手の「独断」で譲れたりしちゃうものなの?
マスコミにも報じられている以上、会社も認めているということなのか、単なる小島のスタンドプレーなのかは、今の時点では分からないけど、「出たい!」とゴネたら出られてしまうというのは、如何なものだろう。
「会社の決定」がそんなに簡単に覆るようでは、昔の新日本プロレスみたいじゃん。
・・・ハッ! それが「昭和への回帰」?
んなわきゃ〜ない。
天山が出ることに異存はない。コンディション的にも「ラストG1」になる可能性は実際、高いだろう。
だったら、なおさらもっときちんと手順を踏むべきだと思う。
「俺に勝ったら出場権を譲ってやる」とか、ベタだけど、「自分の力で勝ち取る」という形でなければ、意味がない。
「友情」とか「絆」というのは、そんなに安易なものではないはず。
譲る方も譲る方なら、「ホンマにええのか」と受ける方も受ける方。
<替わりに6人タッグのベルトと、粋のいいパートナー(子分)をあげるからさ。今回は天山に譲ってやってよ>
裏でそんなバーターの取引が行なわれていたとしたら、そんなにシラけることはない。
出場できるだけで栄誉ーー。
かつてのG1は、それだけ権威があったのに。
ちょっと残念だ。