2016年末を迎えたプロレス界を考える その2 | DaIARY of A MADMAN

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毎日、ROCKを聴きながらプロレスと格闘技のことばかり考えています。

 

いよいよ「時限爆弾」の期限が示されたNOAH。

 

誤解を恐れずに言えば、もはやプロレスファンは飽きているというか、ほぼ関心の外のような気がしてならない。(新日本プロレスの「Time Bomb」とシンクロしていなかったのは意外だったが)


その中で、インパクトを残すには、相当のことでなければ難しい。鈴木はかなりその内容に自信があるように見えるのだが、果たして――。

 

個人的には、以前書いたように「鈴木みのると丸藤正道・盟友説」が根強く残っている。

 

このタイミングで矢野通とのタッグ王座を手放したこともあるし、何より新日本での立ち位置がどうも潮崎豪や中嶋勝彦、マサ北宮と違い過ぎるように思えるのだ。

 

「鈴木軍の勝利=NOAH消滅」

 

「NOAHの勝利=鈴木軍の完全撤退」

 

この2つを比べると、後者ではその先の展望が描けない。

 

ただでさえ事業権を譲渡し、新体制となったいま、旧来のファン離れが加速しそうな匂いがプンプンするのだ。

 

王者・中嶋勝彦への挑戦者が潮崎や丸藤、北宮ではいずれ行き詰まるのは目に見えているし、かといって鈴木軍に替わる敵対勢力なんて、そう簡単に現れないだろう。(バレットクラブが揃って上陸すれば、話は別だが)

 
そこで鍵を握るのが、マイバッハ谷口だ。
 
当ブログでも以前、「鈴木軍との対抗戦での一押し」に挙げたものの、最近のふがいなさぶりは目を覆うばかり。
 
先のグローバル・リーグ戦でも、早々に優勝戦線から脱落し、GHC王座を勝彦に持っていかれたばかりか、北宮の後塵を拝するような状況に甘んじている。
 
コレは、彼の実力であり、限界なのだろうか?
 
私は「否」と唱えたい。
 
新婚で、これからまだまだ活躍しなければいけない身としては、今は「何かを待っている」時期ではないかと推測せざるを得ない。
 
そう、今の状況は、「来たるべき時」に備えた充電期間なのだ。
 
では「その時」はいつ来るのか?
 
それは、トランキー・・・じゃなかった。
 
12/2後楽園ホールで炸裂するのではないか。
そう、彼こそが鈴木みのるが仕掛けた「時限爆弾」。溜まりに溜まった鬱憤を晴らす時が、遂に来るのだ。
 
やはりマイバッハにはヒールが似合う。
杉浦貴に続き、鈴木軍へ寝返って高笑いしている姿が私には見える・・・ような気がする。もしかしたら。