高円寺駅近く、環七沿いにあります。

随所に古き良き昭和の匂いかする施設。

インターネット黎明期を彷彿とさせる味わい深い公式サイトも必見。


http://www.kobayashi-yk.com/html/site2/


採点者 : サウ二スト虚弱

サウナ : 温度計96度、とても乾燥している。2段シートTV付き、音質悪し 6点
水風呂 : 水温計15度、体感17度弱。MAX5名くらい?天井から掛け流し、塩素臭無し 7点
休憩 : 浴室内には無し。浴室⇄休憩所がダイレクトに繋がっている。 4点
清潔感 : 年季入っている。 4点
お風呂 : 普通のお風呂。 5点

客層 : 平日13:00IN、ほぼ貸切。3セット目で勝手にロウリュを始める猛者が出現。  9点
営業時間 : 24時間

値段 : 90分コース¥1,350

 

総評 : 

野暮用で高円寺方面へ


中途半端に時間が空いてしまったので

どこか近くでサクッと1セッション…

と思ったら目の前に現れた当施設


{0463FC2D-8668-45C8-8F13-EA9B8A29691F}

サクッといくのにちょうど良さそうな店構えをしている。
これはきっとサウナ神の思し召し。

というわけで早速チェックイン。

ちなみにこちら、
入口が2FのStudio Kと共通になっています。

{D215D304-D8E6-4477-A7D4-1E5948C785BB}

聞けば、経営が一緒のようで

レコーディングスタジオにサウナが付いてたら良いのになー、と常々思っていたのですが
思わぬところでスタジオ併設サウナを発見してしまいました。

もっとも、Studio Kはレコーディングというよりは貸しホール?のような感じらしいけど。

僕は中学2年生までピアノを習っていたので
ピアノリサイタルの後にサウニングなんて最高じゃないか…

さて、下足入れの番号何番にしよう?
プロは下足入れの番号にもこだわっていきますからね。

てな感じで物色していると

「25番でお願いします」

とフロントのおじさん。
まさかの番号逆指名制度に少し戸惑いつつ
ロッカーの鍵、ハブラシとヒゲソリを受け取り浴室へ

{355B9447-9A2F-4290-9536-C7F35BFD9CB9}

平日の真っ昼間からこんな所でサウナに耽るなんて
近所のおじいちゃんか、余程のセレブかただのバカくらいでしょうから、当然っちゃあ当然ですが

陽の差す浴室を独り占め。

「貸し切りに勝るもの無し」

と、フィンランドの偉い人も言っている。気がする

この時点で勝ち確みたいなもんですね。


身体を清めてサウナ室へ

{AB50BB02-99DF-433C-B90C-DBFF5C71D91B}

サハラ砂漠のように乾燥している


温度計は96度、体感的にはもう少し低い気がするので「ストロング」とまではいかないけど

高温低湿、古き良き昭和スタイルのセッティングである。


それにしても、

ここまで乾燥しているサウナ室には

久しく遭遇していなかったので逆にワクワクしてきたぞ。


{6070D563-8E7C-46CB-ACDA-3E4F0F0835BF}


とにかく貸し切りという状況は全てをプラス要素に変えてくれるので、

乾燥のあまり、掻いたそばから蒸発していく汗も、何だか面白い。

5分が経過してもお肌がサラサラなので

TVでも観ながらのんびりやる事にします。



上も下も全く無い、壊れかけのラジオみたいな音がするTVでは

「バイキング」が放送中。


{05371D0D-50A0-4CDD-909D-8E4AF069158B}


「あなたの今年を漢字一文字で表すと?」


といういかにも年末っぽい話題でスタジオが進行する中

中尾彬さんが出してきたのは


「整」


ほほう、

「ととのう」なんて字を出してくるとは、

中尾彬はサウニストだったのか


と思ったら、

今年の中尾さんはいわゆる「終活」と称して

ご自身のお墓を建てたり、いろいろな身辺整理を行った、というところでの「整」という事で、

特にサウナとは関係がないらしい。


立つ鳥跡を濁さず。

何処に行っても場を濁してばかりの僕も、

出来るなら中尾さんのようにありたいものだ。



そんなこんなで身体をじっくりグリルする事15分

いい感じに発汗してきたところで

汗を流して水風呂へ


{6A3091A8-9EE7-427B-8D86-077BC59E7843}

しきじやウェルビー名駅店を彷彿とさせない事もない、
上からの掛け流しというか、水を落としていくスタイル。
塩素臭も気にならず

なかなか清涼感があって良いですね。


水温計は15度を指しているけど

体感的には16.5〜17度といったところか。

夏場は水温上昇しそうな感じだけど。



休憩スペースは特に設けられていないので

お風呂のフチとか、その辺に腰掛けて…


おや、サウナ室の前のあの扉は何だろう?

と思って開いてみると


{FC5BBE69-BCFF-4FCF-A0ED-82CEF1E0DAC0}

なんと休憩室でした。

ざっくり見取り図を描くと、こんな感じになっていて

{CBCBB514-5CD4-40CB-AA68-2FD01C692A33}

浴室から休憩室にダイレクトで繋がっているのだ。

これ
全裸のまま休憩室行って寝転んじゃっても良いよって事…?、

よく分からなかったのでとりあえずやめておきましたが。


貸し切り3セットをバッチリ堪能して
改めて、館内着に着替えて行ってみると

{95A360EB-73F8-4C4E-BFDA-AF1960A75D5A}

テレビの奥行きが、古き良き昭和でした。
しかも、ここで飲食も出来るらしく、
席についてるボタンを押すと店員さんがオーダーを取りに来てくれるらしい。

時間の都合で断念しましたが、

サウナサンデッキ、
何か不思議な魅力がある…