1995年10月6日のオンエア情報です。
ツイッターを始めて1年3ヶ月くらいになるのですが、もうそろそろアイコン表示を替えよう…と10ヶ月くらい前から思っているのに、なかなか実行に移せません。
イラストは8年くらい前、某ネトゲのプレイ時にマイキャラ絵として自作したもので、まぁコレでいっかー程度の認識でアイコンにしたら、ネトゲ時代のことを知っている人に「まだそれ使ってるの?!」と言われてしまいました。
確かに音楽とBEAT UKとラジオのことしかつぶやかないのに、二次元ドット少女もどうかとは自分でも思っている次第であります。
そのうち音楽かラジオ関連のアイコンにしてみようと思います。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。
今週は手持ちの録画データがないため、チャートのみです。
旧BEAT UKの公式サイトのアーカイブからデータを引用しています。(ブラウザによっては表示できない場合があります)
公式サイトにはチャートアクションの ↑ ↓ → 表記はありません。N はあります。
BEAT UK October.06.1995 On Air
TOP 20
20 N The Cardigans / Sick And Tired
カーディガンズの1stアルバムEmmerdaleからの3rdシングルです。95年に2ndアルバムLifeでヨーロッパなどに進出しヒット。特に日本ではとてもヒットし、95年8月には追加トラック入り(このシングルも入っている)のアルバムが改めてリリースされました。アルバムの曲順は国によって違うようですが、日本盤はスウェーデン盤に準拠しているようです。
バンドの知名度が上がって来たのでシングルの過去作を再発し、更なる人気が上がっていきました。96年にはアメリカでもアルバムがリリースされます。
公式サイトではNになっていませんでしたが、チャートに登場したことはおそらくないので修正してみました。
19 ↓ Erasure / Stay With Me
18 N Garbage / Only Happens When It Rains
95年8月にガービッジの1stアルバムGarbage(邦題は「G」)がリリースされ、そこからの2ndシングルです。ガービッジはアメリカのバンドですが、ヴォーカルのシャーリー・マンソンはスコットランドのエディンバラ出身です。
サウンド的にはオルタナティヴロックですが、ハードなものからポップなメロディのものまで結構多彩です。
まだデビューして間もないバンドですが、ただの新人ではなく、特にドラマーのブッチ・ヴィグは音楽プロデューサーとして既に知られた存在でした。
アメリカよりもイギリスを始めとしたヨーロッパで先に人気が出て、すぐに世界的な人気バンドになってゆきます。
17 ↓ Smokie / Living Next Door To Alice
16 N Paul Weller / Broken Stones
アルバムチャートでずっと上位にいる、ポール・ウェラーの3rdアルバムStanly Roadからの最後のシングルカットです。今のところソロキャリアの中では最もヒットしたアルバムです。アルバムにはゲストで色々なアーティストが参加していますが、この曲ではバッキングヴォーカルにブラン・ニュー・ヘヴィーズのカーリーン・アンダーソンが参加しています。そういえな先週回に紹介したチャリティーアルバムにも両者参加していましたね。
15 ↓ The Outhere Brothers / La La La Hey Hey
14 N The Verve / History
13 N Bon Jovi / Something For The Pain
95年6月リリースの6thアルバムThese Daysからの2nシングルです。曲の後半で珍しくリッチー・サンボラがメインで歌ってる曲です。
PVはCDショップで若い男の子がPV視聴するという内容なのですが、バンドメンバーの演奏の最中にパール・ジャムのエディ、コートニー・ラブ、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、ストーン・テンプル・パイロッツのスコット…に扮した人達がちょこちょこ挟まれていて、(当時の)若い子が聴いていそうな音楽をパロディにしています。逆に言えばもうボン・ジョヴィはベテランになりつつあるということでしょう。各ミュージシャンに扮した俳優がうまく特徴を捉えていて面白いです。
12 N Wet Wet Wet / Somewhere Somehow
ウェット・ウェット・ウェットの95年4月リリースの6thアルバムPicture Thisからの4thシングルです。
昨年夏の大ヒットもあって、まだ出すシングルごとにチャートに入ってきています。最近ヴォーカルのマーティが脱退してしまいましたが、以前からソロ活動は行っており、この曲もソロで歌っています。
11 N 20 Fingers / Shoot Shoot Man
これは94年12月3日回でもチャートインしていたアメリカのグループの曲で、ヒットして95年にも再発されています。お下品なタイトルやらが若干マイルドになっていますが、放送上仕方ないところでしょう。
DV男に対するアンチテーゼということですが、同じ土俵に立っちゃってる時点でどうだろう、とも思います。もっともクラブで掛けるならこれくらいの方がいいのかな。
TOP 10
10N Menswear / Stardust
メンズウェアの3rdシングルです。1stアルバムNuisanceのリリースが10月後半に迫る中、順調にチャートを上げているところです。
歌詞はスーパースターのボビーの彼女やら車がどうの、ボビーは魂を売った、レザーのズボンがセクシーなどと延々と歌ったもので、これはおそらくプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーのことなんじゃないのかな~と想像できます。若いバンド特有の生意気なところがこの頃イギリスではどう評価されていたかはわかりませんが、日本ではとても人気があったバンドでした。
9 N Mary J Blige / Mary Jane (All Night Long)
メアリー・J・ブライジ94年のアルバムMy Lifeからの3rdシングルで、アメリカでのシングルリリースは2月でした。曲の元ネタは Mary Jane Girlsの85年のヒットAll Night Longから取られています。
この曲のPVは製作されなかったようです。
8 ↓ The Rembrandts / I'll Be There For You
7 N Cast / Alright
キャストの2ndシングルです。1stアルバムAll Changeのリリース日は10月半ばなので、もうすぐです。
1stアルバムのプロデューサーは、UKロックの名プロデューサー、ジョン・レッキーです。新人バンドでこの人にやってもらえれば期待大ってことで、美しいメロディでありつつも確かなロックサウンドで、この頃流行りの(オアシスっぽい)音に仕上がっています。
自分はとても好きなバンドだったのですが、ブリットポップバンドとしては記憶に残らない感じのバンドになってしまいました。現在復活して新作も出しているのですが、音的にはちょっと物足りない感じでした。もうちょっと派手にしてもいいんじゃないかな?色々勿体ない。
6 ↓ N-Trance / Stayin' Alive
5 ↓ Michael Jackson / You Are Not Alone
4 ↓ Janet Jackson / Runaway
3 ↑ Mariah Carey / Fantasy
2 ↓ Shaggy / Boombastic
NO.1
N Simply Red / Fairground
そういえば、フロントマンのミック・ハックネルはマンチェスター出身です。彼はUKロックの大きな転換点のひとつとも言える、1976年のマンチェスターのフリー・トレード・ホールで行われたセックス・ピストルズのライヴを観た42人のうちの一人でした。この辺は映画24 Hour Party Peopleでも触れられていて、彼はその後パンクバンドThe Frantic Elevatorsを結成しています。
バンド解散後、1985年に結成・デビューのシンプリー・レッドはソウルのカバー曲でデビューしヒット、ブラックミュージックやジャズの要素を多く盛り込んでくるバンドになりました。ロック色を薄めて売れ線を選んだのでしょうが、基本ミック・ハックネルのワンマンバンドなので、スターになるべく自分の好きにやっているのでしょう。
この曲はダンスミュージックを取り入れたもので、バンド初の全英シングルチャート1位になりました。サンプリングネタは93年のヒット曲、The GoodmenのGive It Upです。レネさんとガストンさんのサンバなやつですね、すぐわかりました。
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ツイッターを始めて1年3ヶ月くらいになるのですが、もうそろそろアイコン表示を替えよう…と10ヶ月くらい前から思っているのに、なかなか実行に移せません。
イラストは8年くらい前、某ネトゲのプレイ時にマイキャラ絵として自作したもので、まぁコレでいっかー程度の認識でアイコンにしたら、ネトゲ時代のことを知っている人に「まだそれ使ってるの?!」と言われてしまいました。
確かに音楽とBEAT UKとラジオのことしかつぶやかないのに、二次元ドット少女もどうかとは自分でも思っている次第であります。
そのうち音楽かラジオ関連のアイコンにしてみようと思います。
先週からのランキングの
↓ はダウン
↑ はアップ
→ は変化なし
N はNew Entry、R はRe-Entryです。
太文字はアーティスト名で、/ の後に曲名が続きます。
基本オンエアそのままの表記ですが、スペルミスや追記が必要そうなときはその都度調整します。
ミュージックビデオはPV(プロモーションビデオの略称)と表記します。
今週は手持ちの録画データがないため、チャートのみです。
旧BEAT UKの公式サイトのアーカイブからデータを引用しています。(ブラウザによっては表示できない場合があります)
公式サイトにはチャートアクションの ↑ ↓ → 表記はありません。N はあります。
BEAT UK October.06.1995 On Air
TOP 20
20 N The Cardigans / Sick And Tired
カーディガンズの1stアルバムEmmerdaleからの3rdシングルです。95年に2ndアルバムLifeでヨーロッパなどに進出しヒット。特に日本ではとてもヒットし、95年8月には追加トラック入り(このシングルも入っている)のアルバムが改めてリリースされました。アルバムの曲順は国によって違うようですが、日本盤はスウェーデン盤に準拠しているようです。
バンドの知名度が上がって来たのでシングルの過去作を再発し、更なる人気が上がっていきました。96年にはアメリカでもアルバムがリリースされます。
公式サイトではNになっていませんでしたが、チャートに登場したことはおそらくないので修正してみました。
19 ↓ Erasure / Stay With Me
18 N Garbage / Only Happens When It Rains
95年8月にガービッジの1stアルバムGarbage(邦題は「G」)がリリースされ、そこからの2ndシングルです。ガービッジはアメリカのバンドですが、ヴォーカルのシャーリー・マンソンはスコットランドのエディンバラ出身です。
サウンド的にはオルタナティヴロックですが、ハードなものからポップなメロディのものまで結構多彩です。
まだデビューして間もないバンドですが、ただの新人ではなく、特にドラマーのブッチ・ヴィグは音楽プロデューサーとして既に知られた存在でした。
アメリカよりもイギリスを始めとしたヨーロッパで先に人気が出て、すぐに世界的な人気バンドになってゆきます。
17 ↓ Smokie / Living Next Door To Alice
16 N Paul Weller / Broken Stones
アルバムチャートでずっと上位にいる、ポール・ウェラーの3rdアルバムStanly Roadからの最後のシングルカットです。今のところソロキャリアの中では最もヒットしたアルバムです。アルバムにはゲストで色々なアーティストが参加していますが、この曲ではバッキングヴォーカルにブラン・ニュー・ヘヴィーズのカーリーン・アンダーソンが参加しています。そういえな先週回に紹介したチャリティーアルバムにも両者参加していましたね。
15 ↓ The Outhere Brothers / La La La Hey Hey
14 N The Verve / History
13 N Bon Jovi / Something For The Pain
95年6月リリースの6thアルバムThese Daysからの2nシングルです。曲の後半で珍しくリッチー・サンボラがメインで歌ってる曲です。
PVはCDショップで若い男の子がPV視聴するという内容なのですが、バンドメンバーの演奏の最中にパール・ジャムのエディ、コートニー・ラブ、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、ストーン・テンプル・パイロッツのスコット…に扮した人達がちょこちょこ挟まれていて、(当時の)若い子が聴いていそうな音楽をパロディにしています。逆に言えばもうボン・ジョヴィはベテランになりつつあるということでしょう。各ミュージシャンに扮した俳優がうまく特徴を捉えていて面白いです。
12 N Wet Wet Wet / Somewhere Somehow
ウェット・ウェット・ウェットの95年4月リリースの6thアルバムPicture Thisからの4thシングルです。
昨年夏の大ヒットもあって、まだ出すシングルごとにチャートに入ってきています。最近ヴォーカルのマーティが脱退してしまいましたが、以前からソロ活動は行っており、この曲もソロで歌っています。
11 N 20 Fingers / Shoot Shoot Man
これは94年12月3日回でもチャートインしていたアメリカのグループの曲で、ヒットして95年にも再発されています。お下品なタイトルやらが若干マイルドになっていますが、放送上仕方ないところでしょう。
DV男に対するアンチテーゼということですが、同じ土俵に立っちゃってる時点でどうだろう、とも思います。もっともクラブで掛けるならこれくらいの方がいいのかな。
TOP 10
10N Menswear / Stardust
メンズウェアの3rdシングルです。1stアルバムNuisanceのリリースが10月後半に迫る中、順調にチャートを上げているところです。
歌詞はスーパースターのボビーの彼女やら車がどうの、ボビーは魂を売った、レザーのズボンがセクシーなどと延々と歌ったもので、これはおそらくプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーのことなんじゃないのかな~と想像できます。若いバンド特有の生意気なところがこの頃イギリスではどう評価されていたかはわかりませんが、日本ではとても人気があったバンドでした。
9 N Mary J Blige / Mary Jane (All Night Long)
メアリー・J・ブライジ94年のアルバムMy Lifeからの3rdシングルで、アメリカでのシングルリリースは2月でした。曲の元ネタは Mary Jane Girlsの85年のヒットAll Night Longから取られています。
この曲のPVは製作されなかったようです。
8 ↓ The Rembrandts / I'll Be There For You
7 N Cast / Alright
キャストの2ndシングルです。1stアルバムAll Changeのリリース日は10月半ばなので、もうすぐです。
1stアルバムのプロデューサーは、UKロックの名プロデューサー、ジョン・レッキーです。新人バンドでこの人にやってもらえれば期待大ってことで、美しいメロディでありつつも確かなロックサウンドで、この頃流行りの(オアシスっぽい)音に仕上がっています。
自分はとても好きなバンドだったのですが、ブリットポップバンドとしては記憶に残らない感じのバンドになってしまいました。現在復活して新作も出しているのですが、音的にはちょっと物足りない感じでした。もうちょっと派手にしてもいいんじゃないかな?色々勿体ない。
6 ↓ N-Trance / Stayin' Alive
5 ↓ Michael Jackson / You Are Not Alone
4 ↓ Janet Jackson / Runaway
3 ↑ Mariah Carey / Fantasy
2 ↓ Shaggy / Boombastic
NO.1
N Simply Red / Fairground
そういえば、フロントマンのミック・ハックネルはマンチェスター出身です。彼はUKロックの大きな転換点のひとつとも言える、1976年のマンチェスターのフリー・トレード・ホールで行われたセックス・ピストルズのライヴを観た42人のうちの一人でした。この辺は映画24 Hour Party Peopleでも触れられていて、彼はその後パンクバンドThe Frantic Elevatorsを結成しています。
バンド解散後、1985年に結成・デビューのシンプリー・レッドはソウルのカバー曲でデビューしヒット、ブラックミュージックやジャズの要素を多く盛り込んでくるバンドになりました。ロック色を薄めて売れ線を選んだのでしょうが、基本ミック・ハックネルのワンマンバンドなので、スターになるべく自分の好きにやっているのでしょう。
この曲はダンスミュージックを取り入れたもので、バンド初の全英シングルチャート1位になりました。サンプリングネタは93年のヒット曲、The GoodmenのGive It Upです。レネさんとガストンさんのサンバなやつですね、すぐわかりました。
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