2018 皐月賞 新たな穴馬候補 | 馬券を極めて自由になりたい

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【波平の注目馬】
中央競馬全レースの中から厳選狙い馬をピック。無駄なレースに手を出さない者が最後は勝つ!?

前2回の更新で穴馬として取り上げたタイムフラヤーとグレイルが追い切りを終えた翌日の木曜日。まだ枠順発表前にこれを書いている。枠順が出るとまた別の理由でごちゃごちゃと判断すべき材料が多くなるのであえて。

 

普段、映像を見ず調教タイムだけしか見ないので、どちらも一見いい時計が出たな!と喜んだのだが、一方で常々言っているように、この調教の良さが通用するのは未勝利戦など下級条件でのことだろうという思いもある。

 

G1に出るほどの馬は、たとえばワグネリアンなら先の2頭ぐらいの時計は出そうと思えば出せるし、池江厩舎などの馬もそうだろう。要は厩舎のスタイルによってはあえて出さないという選択肢もあるからだ。だから時計が出たからといってすぐには飛びつけない。むしろG1での調教は悪い馬をあぶりだすためにあるのかなと。

 

 

グレイルの追い切りは、前回の更新で書いた、まさにデビュー前に見初めた動きだったのでホッとした思いはあるが、タイムフライヤーも含めて最終追い切りでこれだけやらなければいけなかった事情も考えると一概には喜べない。

 

タイムフライヤーなど、今だから話せる調教師の談話で、「先週まではいつ回避を発表するか考えていた」などと言われるほど状態が悪く、グレイルの調教師も常々、「調整の始動が遅れた」とか「中山よりも広いコース向き」と弱気の談話が聞かれる。

 

穴馬として狙うのならば、状態に寸分の狂いもなく、調教師も一発狙ったるわ!ぐらいの気概を感じるくらいでないと価値がない。そして、今回この2頭にはそれをあまり感じなかった。

一週前まで回避を考えていたような馬が一週でそこまで良くなるのか? たとえ稽古は格好をつけたとしても微妙だよなぁとテンション下がった。

 

 

ということで、新たな穴馬を探さねばならないのだが、今朝のツイートでもつぶやいた通り、今年の人気どころは、

 

ワグネリアン(気性に難しさが出てきており、ダービーに向けてもそろりと競馬したい)

 

ステルヴィオ(距離に不安はないといっても元々が不器用なタイプで後方からだろう)

 

キタノコマンドール(キャリアが浅く、テンの遅い競馬ばかりでいきなり先行策はない)

 

といずれもが後方からの差し脚質ばかりということで、これら全てが来ない可能性は低いと思うけど、穴を出すとしたら先行馬だろうということで、その観点から発掘作業開始。

(タイムフライヤーがゴールドシップのようにワープすれば話は別なんだけどね)

 

 

まず勝手な妄想として、2007年の皐月賞を想定してみた。

この年は1番人気アドマイヤオーラ(シンザン記念、弥生賞を連勝)、2番人気フサイチホウオー(重賞3勝を含む無傷の4連勝。前走は共同通信杯)、3番人気はドリームジャーニー(朝日杯の覇者で前哨戦の弥生賞3着)。

 

いずれもすごい実績だ。今年と比較してもダノンプレミアムなき今、これらに伍す成績を持つ馬は一頭もいないと思えるほど(単純にタイトル保有数などの比較で)。それでも、結果として弱点となってしまったのが、いずれも差し脚質だったということ。フサイチホウオーは完全な差しではなかったがこれは1番枠も痛かった。

 

勝ったのは若葉S勝ちのヴィクトリー、2着に京成杯勝ち(スプリングS経由)のサンツェッペリン、この2頭が先行2番手からそのまま押し切るという破天荒な展開。追い上げたフサイチホウオー3着、アドマイヤオーラ4着。

 

15番人気のサンツェッペリンはその後一度たりとも馬券に絡めなかった。その程度の能力しかなかった馬が、展開や適性、騎手の心理関係などで能力上位馬を負かせてしまうのがG1の魔力。まして今年の上位人気馬たちは決して絶対的な存在ではないしね。

 

 

新たな穴馬その1
ジェネラーレウーノ
〔デビュー戦が1.2倍の一番人気というだけでこの馬がどれだけ動いていたか分かるってもの。ブログでも高く評価をしていたが、レースでは鈍足な感じで直線もモタモタ、逃げた人気薄の馬を何とか交わして3着がやっと。これは調教詐欺…?と冷や汗をかいたものだ。しかしその後の3連勝がこの馬の本来の姿。サンツェッペリンのように、どこかを一度叩いてくれたらより狙いやすかったが、故障でもないのにあえて間隔を空けてきたのは陣営に考えあってのことだろうし、今は調教技術も上がっているから3ヶ月程度なら休み明けにもならず(?)。当舞台の連勝を含む3連勝で臨む割に軽視されているし、何より騎手心理が重要とされるG1で田辺騎手のメンタル力は魅力〕

 

 

新たな穴馬その2
○○○(ランキング紹介欄にて)
〔実は出馬表を見た時に一番最初にビビッときた馬でもある。データとか諸々調べていくうちに、まぁないなとどんどん評価は下がっていったけどw。それでもこの馬は血統がいいね。父系も母系もいい。レース振りも、いつも不細工な競馬をしている割に最後までしぶとく伸びてくるんだよ(今回はクラスが違うけどね)。気性が難しいけど、内枠でも引いてロスなく乗れればドサクサ紛れに3着ぐらいないかなと淡い期待。あくまでも淡くねw〕

 

 

 


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