こんにちは。

大阪府守口市の、笑いあふれる教室、

『ピアノ教室セシリア』の、もりやみつよです。

 

いつも読んで下さって、ありがとうございます 。

 

もう過ぎたけれど、バレンタイン。

この頃の子は大変ですね。

友達に配るのに、30個40個作るんですね～。

 

お母さまが大変ですやん。

台所はグチャグチャにされるわ、結局は手伝わされるわ…で。

 

ウチも生徒さんが、くれはりました。

「ありがと～」と言うて、帰りはってから見たら、

「これ、作ったんですか」と言うような凝ったものでビックリ。

は～、スゴイですね～、お母さんが。

 

 

 

私が小さい頃、小6くらいで『バレンタイン』という行事が始まりました。今のようにバレンタイン用のチョコなんか、種類もありませんでした。千林商店街にあった、不二家で買ったのは覚えています。

 

大学くらいになると、行動範囲も広がり、学校の行き帰りの途中の梅田の百貨店で買ってましたわ。

その時は、義理チョコなんかまだなくて、あったのかもしれませんが、私はサークルとか入ってなかったし、1人分しか買ってませんでした。

 

友だちは体育会系の部のマネージャーしてたので、部員にたくさん買わなアカンねん、と紙袋にいっぱい持ってましたわ。

 

ウチの生徒さんで、通われて1年半くらい経つ男の子がいます。

それまでもどこかで習われていたのですが、体験レッスンをした時に、小学校の名前を聞いて、ウチにも同じ小学校に通ってる女の子がいて、同じ学年なので聞いてみました。

 

 

 

 

「Sちゃん知ってる」

「知ってる。俺の席の前」

「ええええ～」みたいな。

私学なので、2人の住所は離れていますから、余計にビックリ。

 

それからレッスンに来られることになり、当のSちゃんにも言いました。

「K君知ってる」

「うん、何」

「今月から来るねん」

「へぇぇぇ」

 

「K君どんな子」

「女の子に人気あるで。女の子とよく一緒に遊んでるもん」

確かに、小栗旬に似た子なので、モテるかも。

 

「Kな、彼女おんねんで。

めっちゃ可愛いねんで。腹立つわ」

「へぇぇえ。モテるなぁ」

キミらは仲いいのん悪いのん」

 

「え～っ。わからん。

今度5～6人でユニバ行く。Kもおる」

何や。仲ええんやん。

 

 

 

 

で、K君のレッスンの時に、お母さまもその日は来られました。

レッスンの終わりに

「…聞いたで。彼女、おるねんて」

「…えっ、誰に聞いたん」

 

「そんなん、1人しかおらんやんか」

「Sさんか」

「アンタ、付き合ってんのん」

 

「…うん…まぁ…」

「〇〇ちゃん」

「…うん…」

 

「へえええええ～。

初耳やわ～。お父さんにチクッたろ～」

 

あ、何か、修羅場が訪れるのかとビビッた。

「お母さんは許しませんよ」みたいな。

Kくんは真っ赤っか。

 

「よろしいですな～」

「ホンマ、ええなぁ～」

あ～かゆっっ」

 

「ホンマ、かゆいわ～。

この前ね、この子の部屋、グチャグチャやから片付けてたら、小さく折りたたんだ紙が出て来てね、何やろと思って見たら、〇〇ちゃんやって、『大好き』とか書いてあんねん」

 

「うわ～っっ

こちょばいっっかゆい。ええなぁ。甘ショッパイ」

 

「ホンマにかゆいわ～。

その子ね、△△という会社のエライさんのお嬢さんやねんね。

えらいこっちゃわ」

 

「ホンマや～。結納とか盛大にせなアカンなぁ」

「とりあえず、帰りにお父さんに言お」

 

それ以来、時々いじられてるKくん。

「どう、彼女元気相変わらず可愛い」

「…うん」

あ～、青春やなぁ。

 

 

 

 

…で、この間、バレンタインの日に、Kくんのレッスンやったんで、聞いてみました。

「チョコレート、もらったん」

私としては『友チョコ』も含んでもらったんか聞いたんですけどね。

 

「…うん、もらった…」と、照れてるから

「彼女か」

「…うん…」て。

 

可愛いなぁ。よろしいなぁ。

おばちゃんなんか、ウチの旦那さんに買って来るん忘れたョ～。

ど～しよ～。ま、ええか。

 

今年は転勤してまだ日が浅いから、バイトさん達ともそんなに親しくないからか、それともマジでモテてないのか、

「チョコレートもらった～」

「…いや。全然」と言うてた。

 

「これ皆でわけて、て言うのんは、置いてあった」

モテていっぱいもらってた頃もあったのになぁ。

おやつ代浮いたのになぁ。

 

ほんで、自分でマカダミアンナッツのチョコ買って食べとった。

何か哀愁やなぁ。

 

 

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