お宮参り | さくら日和~旅とヘナと着物の日々~

お宮参り

一ヶ月遅れの明けましておめでとうございますになってしまった・・・・・ずっと家にいるのに。
旅ネタばかり書いていたので子育てネタにいきなり切り替えるのもどうなんだろうと思いつつ大したネタもないままずるずると時は流れ・・・・・
生後1ヶ月で行くはずのお宮参りに、正月やら姑の風邪やら乳児湿疹やらでなかなか行けず、二ヶ月でようやく行ってまいりました。
 
赤ん坊の着物は本来母方の両親が用意するらしい、だけどもちろん記憶などなく、父親も覚えてないとのこと。姉は1歳までシンガポールで生まれ育ったのでお宮参りにも行ってない。
で、実家で昔の自分の写真を見たら残念ながら着物じゃなかった・・・・・
というわけで夫の妹が昔着た着物をわざわざ洗い張りに出してもらって着させてもらうことに。
(そしてそれを七五三でも着るつもり)
 
帽子とよだれかけは友人の出産祝いにリクエストしていた。
生後十日で仮にかぶってみた写真↓
まだぶかぶか・・・・・
 
 
そして今回(生後二ヶ月)↓
結構しっくりきてる。随分成長したんだな・・・・・しみじみ。
 
 
 
本当は大黒様がかぶってるような大国帽をかぶるらしいけど、今時ほとんど見ないよな。
春日大社で御祈祷してもらいました。泣きそうだったのですかさずおしゃぶりで封印!大成功。おしゃぶり結構な確率で嫌がって吐き出すけど、根気強く押し付けてると根負けしてしゃぶってくれる。
 
 
春日大社ではベビーベッドのような台に赤ん坊を置いて御祈祷してくれます。
その時は着物を脱いでベビードレスの状態。(うちは+おしゃぶりだったけど)
着物を着物として着ないので(首からかけて後ろで結ぶ)普通に着せるより苦労した。
何度も滑り落ちてくる・・・・・
ちなみに赤ん坊は父方の祖母が抱っこするのが本来の風習らしく、姑が張り切っていた。
 
 
よく知らなかったけど、関西は紐銭という風習があるらしく、赤ん坊がお金に困らないように一回分の食事程度のお小遣いを送ってそれを着物につるすらしい。
あわせて犬張子と扇子、でんでん太鼓も。
それぞれ、犬の子のように病気せず育つように、末広がりに人生が開けるように、元気に裏表のない子に育つようにとの意味があるらしい。
ありがたや、ありがたや・・・・・
 
 
ちなみにこの日、旧正月で朝から中国人だらけで写真撮られまくってた。
私や姑が着物きてたらもっとだったろうけど。着物じゃ授乳できないしなかなか長丁場なので洋服にしておいた。
中国もこういう生後何ヶ月とかでやる風習あるんだろうか。
 
 
娘は初対面の鹿もシカト。
 
 
お宮参りの時は本殿も入らせてもらえるのだが時間に追われてんやわんやで結局外から見るだけにとどまり、あわてて予約しておいたフォトスタジオへ。
スタジオではされるがまま、着せ替え人形状態。
ちなみに最近のフォトスタジオは着物も無料で借りれてお宮参りに行けるらしい。
持参とはいえ、洗い張りにも出してるから余計高くついてしまったわけだ・・・・・
 
泣きもせず、笑いもせず、「無」の娘。家ではよく笑ってくれるのに・・・・・
 
 
退屈からかあくびしてらぁ。毛量だけはすごいから、モンチッチみたい。
 
 
ちなみにフォトスタジオは大抵セルフ撮影NGで、動画ならOKらしい。
(だから動画を撮っておいてそれを切り取るなりスクショするなりすればいいんだけど)
 
大人が必死なのが笑える・・・・・写真好きだけどこのカメラマンの仕事だけはできないと思った。
 
 
スタジオでは無料で衣裳着替え放題なので、せっかくなんでこのドレスだけ着せてみたらもうメロメロ・・・・・そして100枚も撮ってもらえるっていう・・・・・
 
 
一応事前にデータを買える写真館を調べてスタジオマリオという所にしたのだけど、全データではなく買った写真(L判一枚1600円くらい)のデータを5400円で買えるというシステムだった・・・・・そりゃ高くつくわ。かわいいし欲しくなるやん。いい商売してるわ・・・・・
もっと動画撮っときゃ良かった。
でもたまにこういうスタジオで撮るのもいいな。テンション上がるしいい記念になる。
 
何はともあれ、この子が健やかに成長してくれますように。