奥多摩駅からさらにバスで30分ほどいって、日原鍾乳洞を目指します。
土日のバス停。
平日は鍾乳洞のすぐ近くまでバスがあるのですが、土日はかなり遠いところで下されます。ここからなんと30分ほど歩くという。
せっかく新宿から一本で行けるアクセスの良さが、バス停から遠いことによって完全に消えてしまいます。アクセスもいいし、非日常感もあってポテンシャルをだいぶ秘めている(と思う)奥多摩地域ですが、観光地の側の意識の低さが正直言って目立ちます。
とはいえ、バス停からの道は非日常感あふれる道。
今回は7月に行ったので暑さもあり正直きつかったですが、気持ちのいい時期に行ったらいいでしょうね。
で、このあと延々と歩きます。
30分くらい。
いやー、ブログにすると一瞬で到着しますが(笑)、実際は7月のためとても暑くて死にそうでした。
鍾乳洞のあるあたりの水はとてもきれいでした
入口から冷たい風が出てくるので、防寒用のパーカーを着て中に入ります(内部は季節を通じて11度前後に保たれます)。
パーカー、歩きながら持ってくるの重いなーと思っていたのですが、この後かなり寒かったので持ってきてよかったです。
なかへ。
外の森とガラッと変わる雰囲気。
ライトアップされた岩が、独特の空間を作り出しています。
弘法大師修行の場所と伝えられる学問所。ほんまかい。
(日原鍾乳洞は1200年前に弘法大師が発見し修行の場所に用いられたとされており、鎌倉時代から聖地でした)
水琴窟もあり、耳を澄ませると水が作る音がきれいに聞こえました。
「三途の川」。
所有者のネーミングセンスなのでしょうか。この先も、ずっと地獄のような名前が続きます。
ずっといくと
ぱっと開ける場所があり、そこでは様々な色を使ってライトアップされていました。
このね、開ける空間が雑誌で特集されているので、ここがメインと思っていたのだけど、それ以外のところのほうが地味だけど感動的な絵だったな。
この空間の頂点には、観音様。
こんなところに仏像置くなんて、昔の人はすごいなぁ。
後ろにパラパラしているのは1円玉。表面張力でくっついています。僕らが付けようとしたら落ちてしまいましたが。え、縁結び観音なのに、不吉な(;´・ω・)。
でも、このキラキラ感が他にない感じですごいオリジナリティーがあってよかったです。
そして、社の上に銀河のようにきらめく一円玉。
これは素敵で、じーっと眺めてしまいました。
新洞へ。
新洞のほうが、アップダウンが激しく、岩肌の感じがもろにでていました。
平日に一人でここにきて、突然死んだら誰も見つけてくれないだろうなーとふと思い、彼氏が隣にいることに安堵した僕。
非日常をしっかりと堪能しました。
延べ1270メートル、高低差約130メートルと関東最大規模の日原鍾乳洞。
その秘境感は相当のものでした。
外に出るとむわっと夏の暑さ。
しばらく、休憩所でお休み。
また、バス停まで頑張って歩きます。せっかくの奥多摩のアクセスの良さが、バス停から鍾乳洞まで非常に遠いことによって失われてしまうのが残念ですが、観光地としてはとてもよかったです。
奥多摩はこのバス停問題だけでなく、カフェがないことなど、まだまだ観光地として不十分です。ロケーションとしてはかなりいい(新宿から一本で行ける)ので、ぜひもっといい観光地になってほしいものです。
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