今日はただの日記。

昨日引っ越した。

今まで暮らしていたところよりも、もう少し田舎の方へ。

駅の周りは何もない。

夜はとても静まり返っていて、虫の声ばかりが聞こえる。

前のところは、駅の周りは夜遅くまで人が絶えなかったところだし、日中も人がわんさか。

それだけじゃなくて、仲良くしている人もその周辺にはたくさんいた。

だけど今は近くには知り合いなどいない。

もちろん電車で少し時間をかければ皆と会うこともできるような場所にはいるんだけど、距離が離れただけでこんなにも寂しくなるとは思ってなかった。

そういえば、いままでにこんなに寂しさを感じたことはない。

両親と住んでいたし、友達と住んでいたし、友達にすぐに会えるところに住んでいたし、だからだね。きっと。

 

物理的な距離が離れてしまっただけで、心も距離も随分と離れてしまったような感覚になる。

きっと世の中には自分だけじゃなくて、多くの人がこうやって寂しさを感じているんじゃないかなって、僕は自分が寂しくなったからそう思うようになった。

孤独死という言葉があるけど、孤独というのはとても耐えられないものだね。

だから、寄り添える人をみんなきっと探すのだと思う。本当の意味で一人で平気なんて人はきっといないよね。

インターネットが普及したおかげで、物理的な距離を超越して人と人とが関わり合えるようになったけど、それは本当に人類が望んでいたことだよね。それで随分と救われた人もいるんじゃないかな。その一方で希薄な関係性も築きやすくなってしまったわけだけど。

 

いずれにしても「孤独」というのが、この世からなくなればいいと思った。

自分が寂しいのも嫌だし、誰かが寂しがっているのにほおっておくこともしたくない。

 

地球全体がもっと温かくなったらいいね。

温暖化という意味ではなくて。

ゆたか

 

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