変な踏切も乗り越え、目的地まで一筋。
来ちゃった。
廿日市。
廿日市市役所から歩いて10分ほど。
廿日市市スポーツセンターサンチェリー
広島県廿日市市串戸6-1-1
tel:0829-31-5980
けん玉ワールドカップ2016をちょっと見に来たのだ。
画像はhttp://www.gloken.net/jp/w-cup/から使っています。
ここを見に来たのです。
まず言いたいことは、ムシマルはけん玉プレイヤーではない。
遊んだことはあるけれど、調子のいい時に大皿に乗せられるかどうかってレベルだ。
だから、けん玉が好きだからここに集ったわけではなくて、
なんというか逆だ。
知らないからだ。
この数日前に、宮島に行ったときに私は見た。
街角で砂浜で神社近くでけん玉を行う若者や外国人の方々を。
で、なんでだろうとネットに頼ったら、
「もうすぐけん玉ワールドカップが開かれるらしいからそれではないか」という回答が得られる。
何故かというに、「けん玉」というものはここ広島県の廿日市で生まれたそうな。
正確には、呉にいたひとがけん玉のもとになる遊具を発明し、それの作製をお願いしたのが廿日市の企業とか。
うっすらうろ覚えなのです。
ああ、会場の体育館の前では屋台たくさん。酒も呑めるか?
ちょっとだけ覗く。
あ、若者(というか小学生ぐらい)が踊ってる。
けん玉をしながら!
オリラジの「パーフェクトヒューマン」の曲に合わせて、けん玉の技。
大皿小皿、剣の先(部分に穴を通す)。大皿小皿剣の先。
ぐるぐる回して投げては剣先。
小学生の英才教育がすごい。けん玉教育。
入ると、この日は7/24。
ポケモンGO日本配信4日後。
早速の対応。
ポケモン探しはおやめください。
なるほど、会場はサブとメインの二つあって、
メインで大会やショーを、サブでけん玉の普及イベント(けん玉グッズ販売や有名人のトークショー)みたいなことをしているのか。
サブ会場に入る。
いろんなけん玉があるよ、と。
なかなかかわいい面白い。
ステージでは、サンフレッチェ広島の選手がけん玉をしている。
非常にレアな場面に出くわしているのかもしれない。
ああけん玉だ。
協会推薦けん玉とか大会公式採用けん玉とかがあるのかしら。
けん玉ストラップにけん玉ボールペンがある。
そして、メイン会場に入る。
うわ。体育館のバスケットとかバレーとかが二会場分くらいある空間。
そこが、けん玉をするものとけん玉に興味あるものとけん玉で埋まっている。
よく見れば、というかよく見なくても外国人多数。
入り口でもらったパンフレットによると、
ワールドカップの名に恥じず、19か国からの参加!!
すれ違う人々の4人に一人くらいは首にけん玉をかけている。
けん玉は遊ぶものから身につけるものに昇華されたのか。
そんなところで、大会が始まる。
いや、始まっていたのだがなんかちょうど休憩が終わったみたいなタイミング。
少年が。
少女が。
異国の若者が。
日本の若者が。
若いかわかんないけれどヒゲもじゃの人が。
次に次にと技を繰り出す。
正直、ルールわからん。
全員が同じ技をしているのでもなさそうだし、
時間制限が3分あるようで、
失敗しても同じ技にチャレンジしているようで。
ただ、よくはわからないが
すごい。
演技を終えた後の日本人小学生を、
讃えるように励ますようにハグする白人若者。
ハイタッチ。
健闘を言祝ぐように、来年にもまた会おうぜとでもいうような情熱的なコミュニケーション。
そうか。
君たちは、けん玉で会話するんだ。これまでも。これからも。
廿日市の若者は、
世界とコミュニケーションするためのツールが一つ多いのかもしれない。
そこにしかない。
メインステージのけん玉技(トリックとかいうのだろうか?)を見て、
拍手するもの、自分もチャレンジしているのだろうかけん玉するもの。
「かっこいい・・・!」
ムシマルの右後方にいらっしゃる若い娘さんが声を上げる。
(ここでは、けん玉が上手いとモテるんではないか)
そうかーすごいんだなーけん玉。
Oh!
自分のけん玉実技時間がうまくいかなかったのか、全身で悔しがる外国人選手。
腕を振り悔しがる。
ドン。これはいけませんものを投げつけてはいけません。
一時間ほどを観戦に費やす。
ちょっと外に出る。
お昼ご飯を食べていないままで時刻は14時。
何かで満たそう。
カープハイボール200円。
なんでもカープなんだなー。言い方に語弊はあるかもしれないが。
うーん、どうしようかな。
けん玉うどん売っている。
けん=腱でスジ。玉=たまご(だったかな)の入ったうどん。
美味しそうだけど、ちょっと気になるメニューがあった。
とろけるカレーパン。
さらにとろけるクリームパン。
八天堂というお店らしい。
ほかには焼き鳥や山賊焼きやから揚げがありました。
うひょう、このクリームパン心地よい温度。
クリーム生地がやわらかいのは当たり前として、パンもほにほにってしている。
あと少しふわふわ感があればニセシフォンケーキと称せるかもしれないくらいの感じ。
クリームの甘さはそんなに強くない。冷やしているせいで甘さの感度が弱いだけかもしれないが。
パンというにはそう少し儚げ。
もう一回会場に戻ると、外国人の方のフリー演技というかショータイムみたいであった。
ふーん、試合は今していないのかとふらついていると、
「お茶いかがですかー」と声。
はい。
地元の女子中学生部活かなんかであろう、
お茶とお菓子をいただく。
カリントウなんてしばらく食べていないなー。
ああ、お茶の苦み。
けん玉は抹茶色に終わっていく。
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