AO入試対策や、小論文指導で絶対の信頼のある、東進予備校の神崎先生のコメントです。
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学校には独特の文化があり、そのなかの一つがお役所顔負けの「縦割り」「分掌割り」です。
学校には学年会や部会などがあり、それぞれに教員が属し、会議に参加し、その結果を所属する会で報告するといったシステムにはなっています。
しかし、神崎先生がお感じなるように、例えば「学年」とは時に非常に
独立性が高く、学年ごとの独自の方針(進路指導や生活指導)に基づき活動が行われます。
むろん、その学年に属する教員はそんなつもりはなく、他のセクションとも密に連絡を行っているつもりですが、外部から見ると決してそうではないと感じる、それが上記のコメントではないでしょうか。
これは、教員の文化に「個人商店」という志向が強くあるからではないでしょうか。
この教員とは「個人商店」であるという見方に強く反発する方もいるとは思いますが、外部からそう感じられている現実をどう思うのでしょうか。
例えば、この「個人商店」をサッカーに置き換えたとき、チームのコーチひとりひとが、もし「個人商店」であったとき、そのチームは強くなるでしょうか。
これを学校に置き換えると、定期試験を作成する先生の授業形態とまったく異なる授業形態をしている先生のクラスの平均点が低い、こんな状況に似ています。
これでその学校全体の学力が向上するのでしょうか?
私は、生徒のために一生懸命に頑張る先生を、心から尊敬します。
そうした先生が、時にこの「個人商店」文化、「学年主導」文化によってストレスを抱えないよう、応援をしていきたいと秘かに思っています。
微力ではありますが、自分の持つ経験やアイディアが、そうした頑張る先生方の応援になればとしみじみ思う今日この頃です。
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