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さて、4月から受験生となる高校2年生にとって、模試受験科目に日本史が予定されている場合、春休みは何をすべきでしょうか。
「この時期に志望校やセンターの過去問を解てみる」
「近現代史の学習をする」
こんなアドバイスをもらった人もいるかもしれません。
しかし、いずれのアドバイスも、受験日本史の科目の特性を前提としたものではありません。
まずは、日本史の模試の年間スケジュールを確認しているでしょうか。
そうすれば誰でもわかることですが、日本史(世界史も)は他の教科とは異なり、模試ごとに「範囲」が明確に設定されています。
例えば、近現代史が最初に出題されるのは10月です。
つまり、春休みに自学した近現代史は、約半年間、模試には出題されません。
さらには、ほとんどの学校で、日本史の全範囲の履修などは終了しておらず、この時期に習ってもいない範囲の過去問を解くことに、さしたる意味はありません。
これはいうまでもないことですが、特別に日本史が好きで、日本史を学校で習わなくとも、最初から偏差値が70以上の人は別です。
しかし、多くの普通の人にとっては、上記の理由を中心にして、この時期に、この2つのアドバイスは間違っています。
新3年生になって最初の大きな目標となる模試は、5月の「第1回全統マーク模試」です。
上の2つのアドバイスをされる方は、この模試の範囲をご存じないのではないでしょうか。
この模試の範囲は「原始~室町時代」です。
ですから、この春休みのもっとも大きな自学的な課題は、室町時代までを、いかに仕上げるかではないでしょうか。
ここで注意しなければならないのは、秋の模試でも室町時代は範囲内ですが、そのレベルは上昇するということです。
つまり、この5月の模試での室町時代の出題は、年間でもっとも難易度が低く、できて当然が目標となります。
「日本史に勉強法などはない、覚えるしかない」
これも、おそらく日本史の指導をされたことがない方の思い込みです。
いうまでもなく、日本史には明確に合理的なトレーニング法があり、その存在こそが、偏差値70台、センター試験90点への道でもあります。
こうしたことはスポーツに例えれば、明瞭なことです。
相手を考慮せず練習計画を立てたり、とにかく根性を求める練習で勝てるでしょうか。
英語には英語の特性、日本史には日本史の特性があります。
まさに餅は餅屋です。
ぜひ、日本史には日本史の特性があることを理解し、合理的に有効な勉強法による勉強計画を立ててほしいと思います。
3月の日本史入試対策講座
無料体験講座について
3月10日(土) 16時から
3月14日(水) 18時から
3月21日(水) ①10時から ②13時から
お申しこみ、お問い合わせは、こちらからお願いします。
また3月29日、30日の両日に、東京で「日本史入試対策講座」を開講します。