ソウル市広域バス9701番 南大門市場・会賢駅→元堂駅 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回からも別の日にソウル近郊の交通機関に乗車した際の様子を数回に分けてお送りします。

 

この日は宿泊した宿の近くにある南大門市場・会賢駅バス停から9701番広域バスに乗車しました。

9701番はソウル市管轄の広域バスで、2号線乙支路入口駅近くにあるロッテ百貨店バス停からソウル駅、霊泉市場、3号線弘済駅、6号線駅村駅、3号線元堂駅、大谷駅、大化駅を経由してトゥシンマウルまで運行する路線です。全区間下道を走行する広域バスとなっています。

 

 

全区間下道経由の路線ということで、車両も前中扉・ツーステップの一般路線タイプのバスが使用されています。

車内は2列+2列のハイバックシートが並ぶ座席バス仕様となっています。

 

ソウル市管轄の路線バスでは英語による車内放送や英語による電光表示も行われます。

 

 

バスは南大門市場・会賢駅バス停を出発。朝のラッシュと逆方向の便ということで車内は数名の乗客のみでした。

バスはソウル駅の北側を通過していきます。ソウル駅のバス停は駅前ではなく、駅北側の道路沿いになります。

 

 

ソウル駅を出てしばらく走るとバスはバス専用レーンに入ります。朝夕は渋滞等にかかることなくスムーズに走行できるものと思われますが、この時間は道路も混雑していませんでした。バス専用レーンでは他の路線バスや広域バスとも頻繁にすれ違います。

 

 

市街地を過ぎるとバス専用レーンは終わり、一般道の端へと車線変更していきます。

 

途中のバス停で運転手のトイレ休憩のため数分間停車しました。片道でも長時間の路線ですので運転手さんも大変です。

 

 

郊外に出ると徐々に住宅も少なくなっていきます。途中にはソウル市のバスの営業所もありました。ここで折り返す市内バスも多いようで、営業所兼バスターミナルのような造りになっていました。

 

 

市内バスの営業所を過ぎるといよいよ走っている路線が少ないエリアとなり、沿線人口も少ない所を走行します。

峠を2つほど越えていきます。途中には大型トラックなどが入れるコンビニもあり、この道路は主要な幹線道路のようです。

 

南大門市場・会賢駅バス停から1時間程の乗車でバスは元堂駅バス停に到着。今回はこちらで降車しました。

 

 

元堂駅は首都圏電鉄3号線(一山線)の駅です。駅前には地域巡回バスの発着する小さなバスターミナルも設けられていました。