「２連覇おめでとう」パレード〜目線の略奪王にオレはなる！（１）
長いことスポーツの現場で写真を撮っていれば選手たちの負傷場面に出くわすことがある。
開幕絶望、今季絶望、選手生命の危機…。
何度となく目撃、撮影した状況と比べても彼の転倒したシーンは最悪に近いものだった。
(略）
負傷の程度もわからないまま一夜が明けた翌日のプレスルーム。
仲間のカメラマンたちから状況を聞きしばらく話したが、「あの転倒はヤバイよ」と誰れかが言ったのを機に皆が口を閉ざした。
（略）
「彼は何度でもカムバックする」「逆境は大好物」…。このコラムでも何度かファンたちを励ますような言葉を記した。今思い返せばあの言葉はともすればネガティブ思考に陥ってしまう自分に対してのものだったのかも知れない。
最後のオチも好きだけど、この状況で この心境。
まるで自分を見るようでした。
主が後ろ向きだったらみんなの心も沈む。
なんとか気持ちを上向きに。
親分が 仁川空港に降り立つまで そのことばかり考えていたのも、今では良い思い出です
画像はお借りしました。
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