昭和29年7月1日、その日はよく晴れた真夏の日で、太陽の光は強かった。

 

担架に乗り寝台車にゆられて市大病院整形外科13号病室に入院する。土○教授の好意ある診療と、久○医師の担当で治療を受く。

 

13号室の窓際に 斜面台によっての牽引生活である。外にはテニスコートがあり、遠く中村から稲荷山を望むこの室、第一のよき場所であった。病室は新しく大変きれいであった。

 

 


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