安曇野雪景色
安曇野が雪に覆われて1週間が過ぎたが、気温が上がらないため雪が解けずに残っている。
諏訪湖では、5年ぶりの「御神渡り」が発生したとローカルニュースで報道していた。諏訪湖を挟んで西岸にある上社(男神)から東岸にある下社(女神)に神様が渡って来るという伝説で、-10℃近い気温が1週間以上連続して続くと、湖面が全面結氷し、西岸から東岸にかけて氷の表面が割れてせり上がり1本の線となる。暖冬のため2013年以来出現することがなかったが、今年はやはり寒さが激しいのだろう。八劔神社の御神渡りの拝観式はいつ行うのだろうか。
2月2日深夜現在、また雪が降っている。明日の朝には、また雪かきが待っているのだろうか。
4日はもう立春、3月に入ると、「上雪(かみゆき)」の季節となりまとまった雪が降る。
この上雪という表現は、長野県独自の表現らしい。長野県は広いので北信と東信、中・南信と普通4つの地域に分けて呼ぶことが多いが、北信は、豪雪地帯で2mを超える積雪がある。一方東信はそれほど雪が降ることはない。中・南信も雪はそれほど降ることは無いが、春先に、冬型の気圧配置で東側の低気圧の位置によっては、湿った重い雪が中南信の地域だけ降ることがあり、これをこの地方では「上雪」と呼んでいる。
どうやら今夜の雪は上雪のようだ。