ノーザンファームはとにかく聡明だ。
「ここは手薄」と思う2歳戦はピンポイントで仕上げる。
その積み重ねが一大帝国を築く大きな理由だ。
すぐ外人を乗せるスタンスは嫌いだが、
レース選びの上手さと新種牡馬アピールのタイミングは
認めざるをえない。
そこで、サウジアラビアロイヤルカップだ。
2014年から重賞に格上げされたレース。
そもそも俺は2歳重賞を増やした背景には
ノーザンの一声があったんじゃないかと邪推するが、
そんなに間違ってないと思う。
セレクトセールで産駒が売れることにつながるからね。
思い返してほしい。
2012年に新設されたアルテミスS。
昨年はノーザンファームのワンツーだった。
初年度も社台ファームのハーツクライ牝馬が1着だ。
2014年から重賞に格上げされたホープフルS。
こちらは3年連続ノーザンファーム生産馬が1着。
ここまでくると露骨だよな(笑)
それをきっちりモノにするノーザン馬は凄いけどね。
そんな経緯があって、サウジアラビアロイヤルカップ。
今年は3頭のノーザンファーム生産馬がエントリーしている。
・シュバルツボンバー
・ステルヴィオ
・スワーヴエドワード
それぞれ種牡馬は、
ディープブリランテ
ロードカナロア
エイシンフラッシュ
ノーザンは何に勝ってほしいんだろーな?
さて、今週は毎日王冠&京都大賞典!
毎日王冠はスーパーG2のメンバー構成だが、
意外なほど荒れてるよな~!
ファインモーションにスイープトウショウ、ペルーサにコディーノ・・・
実績やポテンシャルでは他の追随を許さない馬たちが
ことごとく馬券圏外に沈んでいる。
ま、これらの馬はG1で巻き返すことが多いんだけどね。
京都大賞典は超スローの上がりに対応できるかだけ。
ゴールドシップやギュスターヴクライ、フォゲッタブルみたいな
上がりのかかるステイヤータイプはまず勝てない。
ギュスターヴクライは「京都外回りイン突きの岩田」という
絶好の条件だったにもかかわらず連対を外した。
ちとヒントを与えすぎたが・・・(笑)
てなわけで、現段階での裏情報注目馬はこの馬
⇒人気ブログランキングに掲載なんだけど、
週頭から新しく1頭ずつ追加した。
ここは勝負駆けと気配アリと聞いている。