ゆったりと写真を楽しむ。

舞台撮影、お祭り、動物、スナップ、風景となんでも自由に撮影しています。

白鳥庭園

2017-06-21 07:46:13 | 街並み
白鳥庭園は中々楽しい所です。
春からは草花、木々の花が次から次と咲いてくれます、池には鯉、秋以降にはゆりかもめの大群が押し寄せたり、
木々の雪囲い、ライトアップ、そしてそして、私が撮り続ける池の映り込みが年間を通して楽しめます。
ねむの木も花が真っ盛りでした。

木が水面ぎりぎりまで垂れ下がりいい感じだな~ぁ。ここに錦鯉か何かが来ればシャッターを押せるのにと思っていると
鴨が2匹池に飛んできました。この木の下まで来いと念じて15分ほど待つと、鴨が近づいてくる気配、仲良さそうに寄り添って・・・・・。
何でもない風景に自分勝手な思いを入れてシャッターチャンスを待つ、このひと時がなんだか楽しい。
それが作品になるかは別として・・・・・・。

最後は池の鯉です。エサの販売もされており、人が橋に近づきますと「エサをくれよ。」と口を開けて寄ってきます。
勿論、湖水は黒いはずがありません。でも不思議なことに、うす曇りの太陽の反射付近にピンを取ますとカメラが勝手にご主人様が撮ろうとしているのは
「凄く明るい処だぞ。」と判断してくれます。そして、ごらんのように池の水が黒くなります。実際はここまで黒くはなりませんが、トーンカーブ微調整しますと
真っ黒に。二科展などご覧になりますと真っ黒な背景をよく見かけます。黒い背景は作品を引き締め主役を浮き上がらせてくれます。
どんな場所でどう撮ったら背景が黒くなるのかを体感として作品作りに活用しているのです。
背景を黒くしたい、との思いをもって自分なりに努力して見つけるしかありません。

ついでにこの逆で、湖面を真っ白にとることもできます。
別の写真でご説明します。
小雨が降る長野県御岳山の麓にある自然湖で撮影した写真です。
水の中の切株を撮影したのですがこの時のExif情報は下記の通りです。
絞り値:F22 シャッタースピード:7.5秒 ISO:100 三脚使用。
長秒撮影で明るい湖面を白飛び寸前で止めるのです。この場合7.5秒ですが数枚秒数を変えて撮影しています。
余談になってしまいましたがカメラに撮られるのではなく、カメラの特性を利用して作品作りに利用できるようにしたいものですね。 

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