インドア家族がキャンプを始めた物語

はじめに、2015年7月に当ブログ
「インドア家族がキャンプを始めた物語」
を開設し、ファミリーキャンプを始めてから早くも２周年を迎えることができました。

本日午後9時20分現在で
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●読者登録数：17名様
を頂戴致しました。

私達家族が当ブログを続けてこられたのは、御覧頂いている皆様のお支え、キャンプを通じてお世話になっている皆様のお蔭でございます。厚く御礼申し上げます。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

〈 関連記事 〉
・【祝】１周年記念♪平成28年第９回ファミリーキャンプin福井県坂井市「たけくらべ広場」

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子供達が夏休みに入る直前の３連休となる7月15日(土)～17日(月)、２周年記念と銘打って、２泊３日の平成29年第７回ファミリーキャンプに出掛けてきました。
久しぶりの２泊で時間的余裕はたっぷりあります♪猛暑も雨も何のその、自然の中でたっぷり遊んできます！

場所はもちろん私達家族のキャンプデビューの地
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
です。

〈 関連記事 〉
・福井県坂井市「たけくらべ広場」キャンプ場の紹介【2017年5月8日追記最新版】




サウスフィールドのドームテント&スクリーンタープ、必要最小限のキャンプ道具を購入し、足りない分は家からの持ち出し品を段ボール箱に詰めて出掛けた初めてのファミリーキャンプ...
その後、コット寝蚊帳スタイル&ヘキサタープリビングが確立し、道具の赤揃え感が充実してきた翌年の１周年記念ファミリーキャンプ...

これまでの軌跡を思い出しながら団欒にも遊びにも夢中になっていましたので、写真はいつものようにたくさん撮影しておりません。よって、今回は２泊３日を凝縮してハイライト的なレポート記事構成となっております。「そのぶん家族でのんびり楽しんできたんだね」とご理解賜れば幸いです。


これがしたかった！ランドステーション全開の完全吹き抜け「擬似レクタ張り」

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ファミリーキャンプ初日の7月15日(土)、混雑を予想して午前10時30分頃に「たけくらべ広場」に着きましたが、思っていたよりも空いています。翌16日(日)が雨予報のためでしょうか？
私達家族は２泊の拠点をしっかりと据えるべく、川沿いの平らで広いお気に入りの場所に設営することにしました。

初日の気温はいきなり35℃近い猛暑！強烈な陽射しが容赦なく襲います。チェアやテーブル、コット、ウッドラック等のキャンプ道具を設置し、サイト全体を日陰で被います。

写真では茶色の大型レクタタープを張っているようにしか見えませんが...




実はsnow peak「ランドステーションＬ」です。全てのファスナーを開放し各所をポールで跳ね揚げて全開にしてみました。端の三角部分は１つにまとめて巻き上げています。
以前から「夏場に絶対やってみよう」と思っていた張り方ですが、この度実現することが出来ました。

もはやランステの原型を留めていませんが、まるで巨大なレクタタープのような感じで風通し・解放感・見晴らし共に抜群のスタイルです！
サブポール６本と張り綱があれば出来ますので、ランステをお持ちの方はぜひお試し下さい♪




２日目は時折小雨が降ったり、夕方にはゲリラ豪雨となったり等、不安定かつ蒸し暑い日となりましたが、このような張り方で「風通しと日陰を確保しつつ、小雨程度ならこのまま耐えられる」ようにしました。雨が本格的に降ってきても、捲ってある両端とヒサシをすぐに接続することができます。

この張り方はサブポール２本で出来て手間がかからないので、夏季の朝夕にも最適なスタイルです。




全てを閉じれば、広大な就寝用テントに早変わりです。中に設置してあるキャンプ道具もまるごと被うので、寝る前の荷物整理も不要ですし、防犯面でもプライベート面でも安心です。
コットの寝袋に潜ってからの家族皆でひそひそお喋りする時間がまた格別で、ついつい夜更かししてしまいましたが、それもまた良い思い出になります。

●昼間はタープ・夜間はテント、リビングも寝床もこれ１つ！
●設営・撤収は意外に簡単、アイデア次第で張り方は無限大！

昨年おもいきってランステを購入して以降、秋・春・夏と使ってきましたが、私達家族のキャンプスタイルにピッタリの本当に便利な良い幕体です♪
後日、季節毎にオススメの張り方をまとめた特集記事をアップしようと思いますので、そちらも楽しみにお待ち下さい。

〈 関連記事 〉
・snow peak「ランドステーションＬセット」購入！開封してみました
・【初設営】snow peak「ランドステーションＬセット」のいろんな試し張り




家族で焚き火を囲み「非日常」を味わう

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夕食後の夜の楽しみは、何と言っても「皆で焚き火を囲んでの団欒」です。

初めてのファミリーキャンプで焚き火の魅力にどっぷりハマって以降、雨天でなければ欠かさず続いてきた焚き火...。魅力が何かと聞かれれば、私達にとっての「非日常」なのだと思います。

私や妻が子供の頃は、庭先や畑で落ち葉や刈り取った草木を燃やす「野焼き」は当たり前で、そこにサツマイモを突っ込んで焼き芋を楽しんだりしたものでした。
それが今、廃掃法や環境保全の観点から簡単に野焼きが出来なくなり、火に接する機会がめっきり減った感じがします。

そんな中、キャンプにおける焚き火は純粋に「火を楽しむ貴重な時間」になったのでしょう。

炎の揺らめき、薪がパチパチ鳴る音、少しの煙たさ、暖色に照らされる家族の顔...。普段の家では味わえないひとときがそこにあります。




真夏と言えども夜の気温は20℃前後になりますし、焚き火に虫は寄ってきませんので、意外にくつろげる空間となります。
子供達と一緒に冷たい飲み物やおつまみを傍らに置いて、日頃の出来事・その日のキャンプで発見した事等を語らうのは、親としてたまらない至極のひとときですね。

「日の入りに合わせて、暗くなったら早めに寝る」のも楽しみ方の１つです。日頃忙しいお父さん・お母さんにとって、思う存分寝ることができるのは素晴らしい魅力となります。

ですが、もし手持ちぶさたで寝てしまうのなら...ここはちょっと子供達と一緒に少し夜更かしをしながら、焚き火の灯り（焚き火台が無い方ならランタンの灯り）を囲み、長い夏の夜をぜひ楽しんでみて下さい。昼間とは違った時間の流れの中で、プライベート感溢れる素敵な空間が生まれますよ♪




夜だけでなく、朝の焚き火も良いものです。若干朝靄がかかった中、鳥の囀ずりをBGMに、焚き火にあたって飲むコーヒーは格別です♪

・snow peak「焚火台Ｌスターターセット」購入！早速開封しました。




夏のBBQは豪快かつ効率的に！

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前回のファミリーキャンプで火入れ式を済ませたsnow peak「焚火台Ｌ」ですが、今回からグリルとしても使い始めます。ピラミッドを逆にしたような形で、下から空気が良く流れる構造となっているため、すぐに着火しました。




２泊３日で様々な料理を作りましたが、その中でも
・椎茸の生ハムのせ
が美味しかったのでご紹介します。
椎茸の裏側に生ハムを詰めて焼くだけなのですが、生ハムの塩味と旨味が意外にも合い、絶妙なバランスが味わえます。手間も掛からないので宜しければお試し下さい。




「BBQのお肉の分量が分からない！」
「お肉をバラで焼くと、ひっくり返すのが大変で次々に焦げてしまう！」
...という方には、思いきって１枚肉のステーキを焼くのも手です。

ステーキなら「１人１枚、たくさん食べる人は２枚」等、人数分の枚数を持ってくるだけで良いので、グラム計算をする手間も掛かりませんし、見通しを誤り用意し過ぎて余ってしまうことも減ります。

特に夏のファミリーキャンプでありがちな
「お母さんと子供達は涼しいタープの下で順に運ばれてくる焼けたお肉を先に食べ、お父さんはひたすら炎天下で次々と焼き続けるだけ」
...なんて悲しい場面になるおそれも無くなるかと思います。
焼く時の様子も豪快で楽しいですし、食べる時には皆で揃って切り分けながら食卓を囲む事が出来ますので、小さなお子様がいらっしゃっるご家族には特にオススメです。




また、夏の野菜は水分も多く、身体を冷やす効果がありますし、スイカやとうもろこし等甘いものがたくさんあります。
お肉ばかりでなく、いろんな食材を美味しく・バランス良く食べていきましょう。




焼きとうもろこしはBBQのデザート代わりにもなりますし、ちょっとした祭の屋台気分も味わえるので良いと思います♪


キャンプでこそコーヒーをじっくり味わいたい！

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コーヒーが大好きで、今まで
・カリタ「ニューカントリー」
・ビアレッティ「ブリッカ」
を揃えてきた私達家族ですが、今回から新たに
・ハリオ「V60」
を加えました。定番のドリッパーですが、ハリオ式はこれが初めての導入です。

〈 関連記事 〉
・キャンプコーヒー初心者でもこれを使えば安心です
・特殊バルブが決め手！ビアレッティ「ブリッカ」を購入しました





もちろんドリッパーだけでなく、サーバーや温度計も他のキャンプ道具に合わせて赤色で揃え、これを機会にドリップポットも購入しました。

注目すべきは写真右側に写っているコーヒーサーバーで、落としても非常に割れにくい「赤ちゃんの哺乳瓶と同じ素材」で作られており、キャンプにピッタリです！
今回導入したコーヒー関係の道具についても、後日特集したいと思います。




ハリオ「V60」は、私達が使用しているキャプテンスタッグの「ミニシェラカップ210ml」に丁度良いサイズでしたので、やろうと思えばこのように直ドリップも出来ます。

〈 関連記事 〉
・他より小さいから使いやすい！ミニシェラカップ「210ml」の魅力に迫る






朝晩は煎れたてのホットで、昼間は氷を入れてアイスで...。やっぱりキャンプでコーヒーを飲むのは最高ですね♪


夏の醍醐味、川遊びを満喫！

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「夏のたけくらべ広場＝川遊び」と言っても過言ではないくらい、キャンプのお客さん・日帰りのお客さんを問わず、毎年たくさんの方が「たけくらべ広場」の側を流れる竹田川に涼を求めてやって来ます。




水深が浅く流れも緩やかですので、子供達を遊ばせても安心感があります。
夏の「たけくらべ広場」にお越しの際には、ぜひお子様の水着・水中メガネ・マリンシューズ等をご用意下さい。普段着だけですと、必ずパンツまでびしょびしょに濡れます。






川遊びをしている間、傍らで飲み物等を浸けておくと、丁度良い具合に冷えてくれます。
今回のファミリーキャンプでは、子供達が大好きなラムネを持ってきました。川から揚がるとすぐに強烈な陽射しが待っていますので、ここで飲む１本は本当に美味しいです。




日中、ランドステーションはヒサシを上げており短いサブポールは使わないため、それを流用して物干しを作りました。

連泊となると洗濯物や乾燥が悩みのタネですが、ハンギングチェーンや物干しロープ等と共にポールや張り綱を上手く活用することで、このように解決出来ます。




思わぬサプライズもありました♪

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今回の２泊３日ファミリーキャンプ中、地元の新聞記者さんが「たけくらべ広場」のキャンプの様子を取材なさっていました。福井県におけるアウトドア・キャンプ特集でしょうか？当県ではなかなか珍しい企画です。

メインの取材先は他グループの方のようでしたが、私達家族も取材を受け、たくさん写真を撮って頂きました。おこぼれで片隅に掲載されることを期待します♪

また、平素からお世話になっているキャンプ道具ブランド「ネイチャートーンズ」の店長・スタッフさんがお立ち寄り下さり差し入れを頂戴したほか、友人家族が遊びに来てくれたり等、嬉しいサプライズが盛り沢山でした！本当にありがとうございました。




久しぶりの２泊３日を満喫した今回のファミリーキャンプ。初心者なりに２年間キャンプを続けてきましたが、
●キャンプ道具の有効な使い方、上手な選び方
●効率の良い設営・撤収、道具の収納・設置方法
等を徐々に会得し、ますます時間的にも心理的にもゆとりを持ってキャンプが出来るようになりました。

ですが、決して傲慢にならずに
「キャンプデビュー時にこういう事がもっと知りたかった」
「初めにこのポイントを押さえておくべきだった」
等の今まで気付かなかった点、抜けていた点等、当ブログを開設したときの初心を忘れずに、初心者が本当に必要としている「同じ初心者目線での情報」をお届けしていきたいと思います。
重ねて、今後とも宜しくお願い申し上げます。



さあ、いよいよ子供達の夏休みが始まりました！
新たな１年もおもいっきり外に出て遊びまわりましょう♪



私達家族が使用しているキャンプ道具は詳細は、カテゴリー内の各記事、下記リンクからご覧下さい。