インドア家族がキャンプを始めた物語

はじめに、2015年7月に当ブログ
「インドア家族がキャンプを始めた物語」
を開設し、３周年を迎える前に100万PVを頂戴致しました。
私達家族が当ブログを続けてこられたのは、ご覧頂いている皆様のお支え、キャンプを通じてお世話になっている皆様のお陰でございます。厚く御礼申し上げます。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。


さて、今年度もまた仕事のセクションが変わり、昨年のような多忙からは離れたものの、週末の土日どちらかが仕事となることが多く、子供達と休みが合わない日々が続きました。
...が！そこは親としての意地！5月に連休を確保し、ようやく家族皆が楽しみにしていたファミリーキャンプに出掛けることができました。

とはいえ、全国各地のキャンプ場が満員となるこの時期...私達のホームキャンプ場
【福井県坂井市「たけくらべ広場」】
も一杯になることは容易に想像できます。

「じゃあ、予約なしでも広々のんびりと過ごせる秘境に行こう！」
久しぶりのファミリーキャンプですので、忘れ物には普段以上に気をつけてNV350に道具を積み込み、福井県大野市の奥地へといざ出発です！

それでは、GWの5月4日(金)～5日(土)の１泊２日、平成30年第１回ファミリーキャンプの模様をご覧下さい。

場所は、福井県大野市の知る人ぞ知る穴場
【麻那姫湖青少年旅行村】
です。

〈 関連記事 〉
・初デイキャンプ！第12回ファミリーキャンプin福井県大野市「麻那姫湖青少年旅行村」


～ １日目 ～




お昼頃に「麻那姫湖青少年旅行村」に到着しました。
さすがにGWのど真ん中だけあり、県内外からの大勢のお客さんで賑わっていますが、広大な敷地が魅力のこのキャンプ場、空いている場所はたくさんあり、設営場所は選び放題です。




私達家族は敷地内西側の、眺めが良くてお客さんが少ない草地を選びました。
テントはスノーピークの「ランドステーション」と、グランドキャニオンの「インディアナ」の2種類を持ってきましたが、夜の冷え込みに備えることを優先しランステはお預け、ベル型テントのインディアナ＋DDタープの組み合わせに決定！
DDタープはレッドポールを4本使い、有効面積と頭上空間を広くとったスタイルで張りました。

〈 関連記事 〉
・GRANDCANYON「INDIANA」購入！設営してみました
・THE CAMPERのレッドポールは「赤い」だけじゃない！




このキャンプ場は車を直近まで乗り付け駐車できるので、荷物の積み降ろしや車中泊等がとても楽チンです。

ただひとつ、西側サイトの川に近いほうは地面の下に石がたくさんあります。強固なかわりにペグが入りにくく、鍛造ペグやネイルペグ等丈夫なものがないと厳しいのでご注意下さい。
実際に、全くペグが入らず別の場所へ設営し直していたお客さんもいましたし、ウチもソリッドステークが1本少し曲がりました。
(叩いて無事に直りましたが...。)




しばらくすると、なんと当ブログやインスタグラム等でいつもお世話になっている「じじ1202」さんご一家がお見えになりました。
久しぶりにお会いできただけでなく、お隣でファミリーキャンプをご一緒できるサプライズに、私達家族の盛り上がりもひとしおです！

また、少し離れたところには福井発のブランド「ネイチャートーンズ」さんのエディー店長ご一家やその御友人等、キャンプやインスタグラムでお世話になっている方々が続々と現地入り！
いつもの皆様や初めてお目にかかることができた方とご挨拶させて頂き、更なる盛り上がりを感じました♪

ご挨拶後サイトに戻り、焚火台でスウェーデントーチを点火します。辺りはまだ明るいのですが、この日は時折吹く風がとても冷たく、暖をとるのにちょうど良い具合でした。




お隣のじじさんご一家といろんなお話をし、子供達もたくさん遊んで頂きました。充実した楽しい時間はあっという間に過ぎ、薄暗くなってきましたので、惜しいですがそろそろ夕食の支度に取り掛かりましょう。




今回のファミリーキャンプの夕食メニューは、子供達が大好きな肉料理が中心です。
・やわらか牛タンの炭火焼き
に...




・ぷりぷりホルモンともやしの味噌ダレ炒め
・親鶏の塩胡椒焼き
・カットステーキ
と、スキレットもフル活用し次から次へと焼き上げ、食欲旺盛な子供達に応えていきます。

家族皆で火を囲み、広々とした景色を眺めながら食べる料理はやっぱり格別ですね♪
冷たいビールやジュースもどんどん進み、受付事務所の売店で追加購入してきました。




お腹いっぱいになり後片付けが終わる頃には辺りも暗くなり、キャンプ場のあちらこちらでランタンや焚き火の灯りが浮かび上がっていきます。
私達も薪をくべ、焚き火を始めましょう。




揺らめく炎に見とれつつ、食後のコーヒーを煎れてひと休み...。

しばらくして、子供達は昼間おもいっきり遊んで満足したのか、早めにテントに入り灯りを点け、寝袋の中で本を読みながらゴロゴロくつろぎ始め、あっという間に寝てしまいました。
気温も下がって肌寒くなってきたので、暖かくするためにもちょうど良いですね。


子供達が寝静まった後、妻と共にネイチャートーンズさん達の焚き火にお邪魔し、既に集まっていた皆様と、情報交換や近況等楽しくお話させて頂きました。ありがとうございました♪

テントに戻った頃には気温の冷え込みがキツくなっていましたので、幕内の暖かさを確保できるインディアナを設営して正解でした。
風邪をひかないようにしっかりと着込んで寝袋に入り、この日は就寝となりました。


～ ２日目 ～




おはようございます。２日目は快晴となり、朝の冷えた空気が清々しく感じます。
朝焚き火で暖をとりつつお湯を沸かし、のんびりと朝食の支度を始めましょう。

１日目夜の写真にも登場していますが、今回のファミリーキャンプから、キャプテンスタッグの「焚火ゴトク」を新たに投入しております。




この焚火ゴトク、実際に使ってみて
●フレームが太く頑丈で、重い鍋等を置いてもびくともしない
●持ち手が設けられており、焚き火台の上で位置を調整したり持ち運ぶのが簡単で、火傷もしにくい
●焚き火台やBBQコンロの全面を覆うロストルとは異なり半分が空くので、そこから簡単に薪や炭の継ぎ足しができる
●買い求めやすい価格設定
...等、非常にコストパフォーマンスに優れていることがわかりました。スキレットやダッチオーブン、ケトルをお使いの方には特にオススメです。
仕様等の詳細は別記事にてご紹介致します。






この日、子供達は新たな作業に挑戦してみました。
長男は、薪を細かく割って焚き付け作りです。予め木に鉈の刃を食い込ませてから、石の上で軽くトントンと叩いて割る手法を通じて、柄の持ち方や、手と刃の位置の違いによる危険性等を教えました。




次男は、焚火台の火の調整です。薪を足すタイミングや置き方を通じて、同じ焚火台の中でも火力が変わること等を教えました。

子供達の成長に合わせて内容を選びながら、道具や火の正しい使い方、誤った使い方をした時の危険性や対処法を身に付けさせていきたいと思います。




作業体験後は前日に続いてたくさん遊び回り、夕方前に皆様とご挨拶した後、「麻那姫湖青少年旅行村」を後にしました。

４月に出掛けることが出来ず、家族皆が「まだか？まだか？」と期待を膨らませ、ようやく実現できた今年度初のファミリーキャンプ。
久しぶりに訪れた広く自然豊かなキャンプ場で、混雑知らずのゆったりした環境を楽しめただけでなく、たくさんの皆様とも出会えたことで、充実した１泊２日となりました。

じじさんを始め、ネイチャートーンズの皆様やインスタグラムユーザーの皆様、ご一緒させて頂きありがとうございました。


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私達家族が使用しているキャンプ道具は詳細は、カテゴリー内の各記事、下記リンクからご覧下さい。