↑保護されてすぐの頃、いまは3キロを超えています。毛もすっかりはえています。
このブログで、ご存知方も多いと思いますが、カラスに頭を食べられた猫さま、いまも食欲がありちゃんと生きています。
でもやはり、
1、痙攣
2、怒りっぽ
などの脳の症状が残ったので、他府県にある脳専門病院に連れていってもらいました。
1、MRI
2、CT
などをを撮ってもらいました。
(結果)
1、脳の欠損している部分がある。
2、欠損してい部分に水分が溜まっている。
3、手術は不可能。
4、生きているのが信じられない状態
ということでした。
それで
(内服薬)
1、抗てんかん薬
2、ビタミンB群
3、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
を出しています。
そうしたら、よく怒るっていたので、ましになったようです。
牛車腎気丸は、一般的には、
1、高齢者で泌尿器にトラブルがある人、夜中になんどもトイレに行く。
2、四肢が冷えている。
3、尿量が少ない。
などの人に処方されます。
高齢で尿量が少ないといえば、八味地黄丸(はちみじおうがん)が有名ですが、これより、よりむくみが取れます。
牛車腎気丸の成分
1、地黄(じおう)
2、山薬(さんやく)
3、山茱萸(さんしゅゆ)
4、茯苓(ぶくりょう)
5、沢瀉(たくしゃ)
6、牡丹皮(ぼたんぴ)
7、桂皮(けいひ)
8、附子(ぶし)
9、牛膝(ごしつ)
10、車前子(しゃぜんし)
八味地黄丸は、上の1から8が入っています。
それに、牛膝、 車前子が入っているのが牛車気丸なのです。
1、牛膝
2、車前子
がより水分調節する薬です。
このようなことから、水の流れがよくなりいつも怒っていた子が穏やかになったのでしょうね。
脳の疾患で、水分が溜まっているような子(水頭症)などの場合は、牛車腎気丸が効く場合もあります。
慢性疾患には、漢方薬が効くことがありますので、かかりつけ医と相談してみてくださいね。