こんにちは。フラワーフォトセラピー協会の内藤由貴子です。
最近、お母さんが子供さんのことで悩まれている方の相談に乗ることが多いです。
思春期の息子さんが、急に家でキレて壁にパンチ、穴を開けちゃった…とか
学校に行きたがらないとか…
それで「人は変えられないけれど、自分が変われば何かが変わるのでは?」
「子どもを変えるの前に自分を変えなければならないのでは…?」
と相談にみえます。
多くはワーキングマザーであり、仕事を続けていることで、家庭にどこか負い目がある人もいます。
でも、そのお母さたちんは、平均点よりずっと上の母親をしている人達です。
そうでなければ、自分を変えるなんて発想で子供と向き合おうなんて、自ら考えないでしょう?
それで、セッションをやっていて気づいたことがあります。
親の思う「できること」のイメージと 子どもが、今、可能と考えることにギャップがあることです。
何度か書きましたが、「愛」とはお互いを理解することです。
お母さんが子供を愛していないわけではない。
でも、子供の世界を理解するというと
どうしても、自分の基準が先にあるので、そこからの発想になってしまうのです。
たとえば、「それくらいのことで傷つくなんて。私が子供の頃は…」となる場合、
子供の世界を理解する前に、ちょっとした思い込みがあります。
自分の子供の時より、想像以上にひどいことをされたか、本人が優しすぎて傷付いたのかもしれません。
「理解」されると人は愛を感じます。これは恋愛だけでなく、親子、家族でも同じ。
でも、自分の子供とはいえ、学校という違う環境で起こっていることを正確に把握するのは困難です。
一般のカウンセリングでは、
親子の関係で問題が起こっていると思われれば、親子同席のカウンセリングも行われます。
もちろん、それは有益なことが多いでしょう。
フラワーフォトセラピーの場合、
この場にいない人についても、対応することが可能です。
だから、お母さんが来てくだされば、お子さんのことも対応できます。
むしろ…
お子さん本人の気持ちを花の写真でどんどん表現させることができます。
事実として何があったかはわかりません。
でも、お子さんの中で動いている感情について、理解することができるのです。それらはカウンセリングでも表現できないものが多いはず。
そして意外に多いのは、
お母さんにも、お子さんにも、 「愛の禁止令」があるということ。
以前、禁止令について書きました。
自分にとって真の愛がやってきても、受けとることができない。
そして、愛する思いをつたえることができない。
なぜなら、禁止しているからです。無意識に。
でも、お互いに愛を必要としているし、伝えたいと思いがある…
お互いに理解することが、愛を最も感じあえるとしたら、
愛の禁止令は、本質で理解することを妨げてしまいます。
そのために「私の子供の頃ならそれくらい…」のように理解=愛を回避してしまうのかもしれません。
そうやって、禁止令などを解放して、子どもの世界を理解することを心がけていただくと
お子さんが落ち着いてきた、荒れなくなったと言ってきたお母さんもいます。
何か直接、言ったわけでもなく、ただ理解しただけですが。
そんな愛は、自然に伝わるものです。
側に理解者がいるという感覚は、安心できる場所が家庭にあるということですから。
(次回に続く)
*体験講座 9月25(日)午後 10月11(火)、15(土)、28(金) 各午前
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