歯科治療、主に義歯の作製過程においては、
①噛み合わせ全体の治療の必要性
②顎関節症の原因を知る
等のために「フェイスボー・トランスファー」という工程を行います。
歯は、顎関節と一体として機能しており、顎の運動を正確に再現するために、咬合器を利用します。
私の診療において、「KAVO Arucus Face bow」「KAVO Protar evo7」咬合器は、欠かせないツールとなっています。
なぜ使うのかは、イラストを見ていただけたら一目瞭然です。
「フェイスボー・トランスファー」を行うことにより、
①調整の少ない歯を入れることができる。
②顎の動きと調和のとれた歯が作製され、長く使える歯を提供できる。
③噛み合わせの不調和までも、再現することができる。
関節の動きを咬合器上に再現します
顎関節2点と前歯との平面「ボンウィル三角」と、下顎咬合平面との角度「バルクウィル角」を再現します。
顎の動きと歯の形は、とても深い関係性があります。
kavo Protar evo7
http://www.kavo.co.jp/product/kavoproduct/high_tech/articulator
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