落武者であります。
落武者ブログを古くから読んでくださっている方々はお分かりのことと思いますが、落武者がこのブログをはじめたきっかけは、2016年4月1日の人事において出世競争に敗れ、中途退職を意識しだしたことであります。
もう、退職する気満々でしたが、元老wと呼ばれる方々からの慰留、部下からの引き止め、そして何よりも落武者職場から生え抜きのトップを輩出するという50有余年に及ぶ職場の悲願を達成するべく戦い、そして敗れ去り退職していった諸先輩の思いを鑑み、退職を思いとどまりこの2年間の屈辱に耐えてきました。
しかし、ようやく2年間の努力と策謀w、元老の皆さんのお口添えから、来月4月1日付けでトップに就任する内示が先日出ました。
今話題の霞ヶ関で言うと省庁の事務次官ポスト。
落武者のサラリーマン生活でこれ以上のポストはありません。
50有余年(組織合併前から換算すると65年)にわたる職場の悲願の達成です。
正直、嬉しいというよりホッとしています。
実のところ落武者の前任者の更迭は、かなり早くから(2016年の夏ごろ)決定していたのですが、落武者が最高権力者にひれ伏さないので実行されずにいました。
が、とうとう最高権力者も諦め、昨年秋、内々に打診があり、年始(本当は年末の予定でしたが、母の葬儀で休んでいたので)に国で言えば内閣総理大臣と担当国務大臣、そして落武者の三者会談で最終的な決定は為されていたのでした。
最高権力者も渋々だったでしょうけどw
そして今回、最高ポスト就任が決定したことから、落武者の中途リタイアはとりあえずなくなりました。
途中で投げ出すわけにはいかないですから。
多分定年までは勤めざるを得ないと思っています。
定年退職後は・・・いろいろとポストが用意されるのが常です。
でも、今のところ余程のことがない限り、退職後に仕事をするつもりはありません。
若い人に職を回すべきと考えます。
しかし、落武者退職後は、再び上部組織から人を受け入れざるを得ない状態が再び来ます。
年齢的にも力量的にも約10年は無理でしょう。
そこで下手を打つと20年のブランクが出る怖れすらあります。
300人を優に超える組織なのに歪すぎますね。
落武者の将来をほんとに心配していただいていた方の中で、すでに亡くなられている方もいます。
正式に就任後、墓標に御礼の挨拶にお伺いする予定です。
入職当時、エースと呼ばれw、紅顔の美少年だった落武者も齢(よわい)60を前に薄毛白髪爺となってしまいました。
とりあえず、ご報告いたします。