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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

黙示録の獣、龍そして女 第24回

2017年06月23日 | 日記

5.しるし(Seal)と刻印(Mark)

 

神様のしるしと獣の刻印の関係を見てみましょう。この二つは完全に対照的なものです。黙示録14章9,10節に出てくる第三の天使のメッセージの中に、獣の刻印に対する説明が出てきます。「ほかの第三の御使が彼らに続いてきて、大声で言った、『おおよそ、獣とその像とを拝み、額や手に刻印を受ける者は、神の怒りの杯に混ぜものなしに盛られた、神の激しい怒りのぶどう酒を飲み、聖なる御使たちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる』」。

 

引き続き、12節からはまた他の人々のことが説明されています。「ここに、神の戒めを守り、イエスを信じる信仰を持ちつづける聖徒の忍耐がある」。結論的に、聖書は神様の戒めを守る者たちは絶対に獣の刻印を受けないと言っています。最後の時代に、神様の印を含んでいる十戒は、獣の刻印を避けることのできる唯一の安全策となるのです。特に、神様の印は安息日であるため、獣の刻印は安息日と正反対の対照的なものとなるでしょう。それでは、獣の刻印(Mark)は一体何でしょう?

 

6.戒めの変更

 

獣の刻印は何なのかという質問に対する答えを探すために、私たちは教皇権の活動について預言しているダニエル書7章25節へ戻ってみなければなりません。「彼はまた時と律法とを変えようと望む」。すでに私たちは教皇権が神様の律法である十戒の第2条の戒めをなくし、第10条を二つに分け、それをカトリック教会の公式の教理としている事実を見てきました。このように、カトリック教会が「律法」を変えてきた事実が立証されています。では、「時」も変更させたのでしょうか?十戒の中で「時」に関する戒めはありますか?第4条の戒めが唯一、時に関連する戒めです。教皇権が「時」に関する安息日の戒めも変えましたか?そうです!非常に珍しい過程を経て安息日を変更させたのです。

 

これまで学んできたように、異教徒たちは太陽を崇拝する宗教を持っていました。彼らが礼拝日としていたのは週の最初の日でした。そして彼らは、自分たちの礼拝日を栄誉あるものにしようと、その日を太陽の日(Sun-day、日曜日の起源)と言いました。クリスチャンたちは、第七の日である安息日を遵守し、異教徒たちは最初の日を遵守していました。しかし、ローマ皇帝コンスタンティヌスの任期中に、驚くべき事件が起きました。太陽神を信じる異教徒だったコンスタンティヌス皇帝がクリスチャンに改宗し、彼に従う多くの異教徒がキリスト教会へ入ってきたのです。

 

コンスタンティヌス皇帝は、自分の政権を安定させ、異教徒たちをキリスト教に改宗させるため、太陽崇拝者たちが行っていた幾つかの慣習や儀式を、キリスト教会でもできるようにしました。クリスマスや復活節などが、まさにこのころから始まった慣習で、日曜日礼拝もこの時から始まりました。異教徒たちが、抵抗なく礼拝に参加できるようにし、クリスチャンたちもその日に一緒に礼拝を捧げるように布告を出し、日曜日礼拝が公にキリスト教会で始まったのです。

 

コンスタンティヌス皇帝は、第7日目安息日の代わりに日曜日を休み、礼拝日とすることを要求する最初の法令を作った人となりました。そして教皇権は、日曜日休業法が全教会と世界に広がるように努めてきました。教皇権の積極的な支持とサポートなくしては、日曜礼拝の伝統がキリスト教会に定着することはなかったことを、理解することができます。


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