僕は甘いものに目がない人間でもあり
日々
なにかしら甘いものを口にしているんですね。
冷凍庫には
ほぼつねにアイスクリームが入っているし、
チョコレートも
予備用を含めてつねに幾つか用意してあります。
大福も好きだし、鹿の子も食べたいし、
最近はばかでかいパフェを
独り占めする欲求が昂じていて
お店の前でしばし立ちどまることが多いです。
ま、かくこのように、
和物でも洋物でも
とにかくなんであっても
甘いものがないと暮らしていけない質なわけです。
そういう僕に
奥さんは定期的にケーキを買ってきてくれます。
で、
今回は
こういう3種の素晴らしいものを
僕は頂くことになったのです。
いやぁ、
たいへん美味しく頂きましたよ。
ちなみにこれらの98%は
僕がひとりで食べました
(奥さんは故あって甘いものを控えてますので)。
ところで、
この素晴らしいものたちが入っていた箱には
このような表示がありました。
うーん、
このシールすごいよなぁ。
至れり尽くせり感がすごすぎます。
だって、
『さくらんぼには種が入っています』ですよ。
まあ、
そりゃそうでしょうね。
僕は生まれてこのかた
はじめから種の入っていないさくらんぼに
出会ったことがないですもの。
それを
わざわざ表示する必要はあるのでしょうか?
中には
「おい、このさくらんぼ
種が入ってたぞ! おかげで歯が欠けた。
どうしてくれるんだ、コノヤロー!」などと
クレームをつけるお人もいるんですかね。
仮にそういうお人がいたとして
裁判沙汰にまでなっても
負けることはないでしょう。
「さくらんぼに種は入っているもの。
これ、常識」とでも言って終わりになるはずです。
(↑このさくらんぼですね。ま、確かに種は入ってましたよ。)
このシールに
不都合があるわけじゃないのですけど、
ちょっと「なんだかな」と思いました。
なにかを未然に防ごうとするあまり
僕たちは別のなにかを失ってるように思えるのです。
いえ、
ケーキはほんとうにたいへん美味しく頂きました。
これはクレームじゃないですからね。
あしからず。