バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

癌でした

2017年06月07日 | 私の身体・病気
先日の細胞診の結果を聞きに行ったら、「癌でした。」とドクター。

まぁ、”なんかあるだろな感”はあったので、それはそんなに驚かなかったけど...。


私の場合は、非浸潤(つまり乳管にあるけど、まだ血管やリンパ管には至ってない)なので
いますぐ命に別条があるわけではないけど
かと言って、放置しておくと浸潤して転移することもあるわけで
だから 手術はしなければいけないものなのだそうだ。3~4日入院らしい。

この時点で、”入院かぁ~”とダメージが襲ってきた。
バンビをどうする?
仕事や、子育て支援の活動は?
スケジュールのやり繰りで頭が一杯...。


そしたら、さらに 非浸潤の場合でも乳房全部摘出になることがありまして という話。
その場合、入院は1週間。

えっ? ちょっ、待って! 乳房全摘?
急にビジュアルイメージが 私の頭の中にドーンとやってきた。
そっ、それはちょっと...。


取り合えず、次回MRIを撮って、それによってどれくらい取るかを判断する という話。
手術の日程はその結果を聞く時に決めるらしく、今は混み具合も教えてもらえなかった。

私としては 夏休み中に済ませたいけどなぁ...。
セカンドオピニオンも受けてみたいけど、それやってたらきっと間に合わないだろうなぁ...。
てなことを頭によぎらせながら、診察室を退出。


後から 看護師さんが来て、MRI検査の段取りを説明してくれたのだけど
私が冷静に見えたのだろう。
「とても淡々と受けとめられているように見えましたけど、大丈夫ですか? 何かご心配事はないですか?」と聞かれてしまった。

それ聞かれたら、逆に急にいろいろ心配になって、思わず涙がこぼれたけど
ほんとその一瞬だけだったなぁ。
(普通は みんなもっと取り乱したりするものなのかな?)


でも、いろいろ考えても仕方ない。
なんで、こんなことに? とか、何が悪かったんだろう? とか考えてもどうにかなるものじゃないし。
あれこれ調べても、かえって不安になるだけだから 今回はもうありのまま受け入れることにした。

そういう意味では、私は我が子に障害があるってわかって、一度絶望の淵に立ったから
内容は違うけど、そういう経験したことで、メンタル強くなったっていうのはあるかもね...。

まぁ、とにかく早期だし、非浸潤で命に別条ないって言われたら
後は 治療して治すだけしかない って思えるから、そこはそれでいいのだけど。

それより いろんな予定をやり繰りして、いろんなこと決めてかなくちゃならない。
その面倒さがちょっとツラいよなぁ~ というカンジ。


人間生まれた限り、いつかは死ぬものだけど
私は バンビの将来が定まるまで、少なくともあと10年は死ねないのでね。

癌と戦うというより、うまく付き合いながらこの身体を大切に使っていきたいと思ってます。
そのためには、無理をしない。ストレスをうまく解消する。
病院の帰りに早速、買い物に行って予算の倍くらいする靴を買い、デパ地下のお惣菜で夕飯を済ませました。

行け行け、私! 限りある人生を楽しまなくちゃ。


皆さんにも健診はお勧めしておくよー。我が子のためにも長生きしないといけないもんね。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com

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