あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

多数決のあほらしさ

7年ほど前、大多数の支持を受けてルーピーがある国のトップに選ばれました。つい最近もしょうもないハゲがある巨大都市のトップになりました。(どちらのケースでも、その数年後大きな間違いだったことが判明します)

こんな例はあげればばきりがありません。知名度だけのタレントやスポーツ選手がやたら当選したり、経済の世界では訳のわからない商品やサービスが大人気になるのもその同類です(時には歯止めが利かなくなりバブルになってその後崩壊する)。

多数決の結果が間違いだらけなのは、未来予測がそもそもできないことと、多数決参加者が馬鹿なことの二つが原因です。そしてこの二つは決して解消されることはありません。むしろどちらも悪化すると私は考えています。

株式市場も、基本的にはこれらと同じ多数決の原理で成り立っています。要するにまったく当てにならないし、それ自体には何の意味もありません。しかし意味不明な値動きをするからこそ、そこに利益のチャンスがあります。もし本当に適正な株価しかつかないなら株で利益を得る事はできません。

株式投資で儲ける一番簡単な方法は、自分なりに評価した価値に比べて株価が大きく下回った時に買いとにかくホールド、いずれ高値が付いたら売ることです。市場は間違いだらけですが、時間が経てば適正なものに近づきます。どっかのハゲが2年以上の時を経て、地に落とされたように。

結果どれだけ利益を生むかは、自分の評価の精度とどれだけ市場が不思議な値動きをするかによります。私にとっての評価は清算価値のことですが、多くの人にとっては収益価値になるでしょうか。どちらにせよ、未来は誰にもわからないのですから分散は必須、信用取引は絶対しないの二つを守る事を強く勧めます。

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