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毎週のように通ってるNYの映画館。
上映が終ったと同時に館内は明るくなり、みんな帰り始めます。余韻もあったもんじゃない。
それとは正反対に、日本の映画館はエンドロールの最後の最後の最後まで、みなさん息をひそめたまま、ジッと座ってます。
それはそれでちょと怖い。
世界中の映画館に行って、最後までひとりも立たずに短くはないエンドロールを見守り続けているのは日本だけでした。
（制作スタッフも大喜びだろな）
最近では、エンドロール後のサプライズ的な特典映像を見逃さないため、という意見もありますが、
世界でいちばん英語の苦手な国民が、英語の横文字だけが羅列するスタッフの名前スクロールするだけのスクリーンを無言で見守り続ける状況に少しだけビビったこともありました。
先週の東京出張。
六本木という土地柄か、館内には外国人の観客も多く、彼らだけエンドロールを最後まで見ることなく立ち去っていました。
ちょっとだけホッとして、僕も立ち去りました。
世界中の人間がストーリーをすでに知ってる「オリエント急行殺人事件」
公開初日に行ってきました。
オチはわかってても、名優達の演技合戦と、絵の持つ力で最後まで楽しめました。
（だからって今年のベスト１０には入んないけど）
字幕があるってすっごい便利♡
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