生存報告 | 医学と遊びと製作と-本館-

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医学を学びつつ、ゲームを作ったり
愚痴とか感想を言ったり、そんな感じ

生存報告が続いています。マジデジカンナイデス。

近況報告がてらちょっとだけ書いてみます。 診療に役立つ情報とかはちょっと待ってください。。。

 

高齢者が多い地域のため症例が偏るのかな...と思っていましたが、内科疾患の偏りは何故か少なく、比較的満遍なく診れていて満足です。

脳梗塞、Bell麻痺に始まりアキレス腱断裂や交通外傷、酷い時には解離性大動脈瘤破裂に絞扼性イレウスなどなど、この数か月でだいぶ診てきた気がしてます。(それでもまだまだひよっこだけど)

 

ここ最近思うのは問診の重要性に気付けてなかったってことです。

身体所見で特に何もなければ問題ないのでは、そんな甘い考えを4月に持っていたのが恥ずかしい限り...

 

例えば症状の完成の仕方の時系列

突然発症で完成したものか、「最近」といわれても具体的にいつからなのか、どれくらいの期間で症状が完成に至ったのかなどなど、これだけでかなり疑う疾患が変わってきます

 

例えば症状の寛解因子

腹痛の患者がきて、排便習慣はどうか、排便の性状は、腹痛とのオーバーラップはあるのか、などなど主訴と周辺症状との関わりも攻めていかないと聞きだせなかったり。

 

例えばシックコンタクト。

喉が痛くて熱がある患者さん。風邪かな、と思ったら家族にプール熱がいたと聞きだせたり。

 

問診って学生時代に実施する機会といえばOSCEとBSLでちょっとやらされるくらいなもので、いっそ問診学みたいなものを作ってしまえばいいのでは、とさえ感じるようになりました。

 

問診で以下に必要十分を過不足無く聞きだせるか

一般外来でも救急外来でも時間との勝負という側面もあるため、問診スキルは大事だなぁ、と思います

そのためにも経験は必要になってくるのですが、まだ経験が浅い僕は過不足なくという点でまだ修行不足ですね。

まだまだ研修医始まったばかりなので頑張らなくては...!

 

それではまた