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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、思想家であり、武道家、翻訳家、そして神戸女学院大学の名誉教授でもある内田樹さんが、ご自身のツイッターで次のようなことをつぶやかれていました。
「賢い人」とは「自分が何を知らないかを知っている人」。
「愚かな人」とは「自分が何を知らないかを知らない人」。知識の量の差じゃないんです。「賢い人」は「自分が何を知らないのか」を話題にできる(笑いながら)。だから、それを埋められる。「愚かな人」はそれを埋める手立てがない。
自分の知らないことに直面するとは、『自分が劣っている』ことを感じるということです。
つまり、自分の劣等と向き合うことを意味しています。
そして、自分の知らないことを知ろうとすることとは、自分の劣等を克服する努力をすることです。
これに対して、自分の知らないことを知ろうとしないのは、自分の劣等から逃げていることを意味しています。
つまり、自分の劣等と向き合うことを避けていることになります。
私たちは、決して完璧でもなければ完全でもありません。
それゆえ、さまざまな状況や場面で、自分が劣っているということを知ることになります。
そして、「自らの劣等にどのように対処するのか」ということが、私たちに課せられた課題でもあるのです。
なぜなら、自分の劣等から逃げることは、その状況や場面からをも逃げることを意味しているに他ならないからです。
それゆえ、幸せな人生を歩める人とは、常に、自分の劣等と向き合い、それを認め、それを克服する努力ができる人です。
これに対して、幸せな人生を歩めない人とは、常に、自分の劣等と向き合うことを避け、逃げ惑い、それを隠そうとする欺瞞の中で生きている人なのです。
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