花の絶景のひとつ、あじさい屋敷

　「あじさい屋敷」・・・　花の絶景などのガイドブックや、さんぽ旅などのガイドブックで、近頃、とりあげられることが多くなった場所。それがここ、千葉県茂原市にある「服部農園あじさい屋敷」です。
　ここにいった日は土曜日でしたから、ＪＲ東日本の首都圏に設定されている「休日お出かけパス」というものが使えます。これは、２６７０円で、首都圏の一定エリアが乗り放題になるパスなのです。茂原は、ちょうどこのパスが利用できる、外房線についてはぎりぎりの駅になっていました。ぎりぎりの場所まで行くということは、それだけオトク度もあるということです。乗ったり降りたりもこの１枚のパスでできるということで、まずは購入しました。
　ともあれ、茂原へ。
　問題は、茂原から「あじさい屋敷」までの交通がきわめて不便だということです。バスはほとんどありません。ほとんどの方はマイカーで来ているようです。しかたがありません。ここはタクシーで行くことにしました。タクシーで１０分程度。１６００円ぐらいかかります。
　入園料は５００円。この農園は個人の所有物のようですが、２０年近く前から、所有されている山林に紫陽花を植栽してきたというらしいのです。だから２０年前までは絶景でもなんでもなかったわけです。植栽のはじめの頃、まだ紫陽花もたいした量ではなかったときには、絶景として紹介されることもなかったのでしょう。だから私もずっと知りませんでした。
　このような、個人の所有する山林に花を植栽するというのは、福島県にある花見山公園もそうです。こちらの方は、見学の時期には、駅からバスが出ているのですが、あじさい屋敷の方には公共交通機関の臨時便は出ていないようです。でも、この場所を見たいがための観光バスはあるようで、数台の観光バスが停まっていました。
　この日は、私としては、めずらしい長めのスカートでしょ。いつもの写真とは趣が違うと思います。　こんな、長めのスカートのファッションはいかがですか。

　３枚目の写真の光景が、旅行関係の雑誌などで出てくるアングルです。